30嘘 ページ29
診察結果は、異常無しだった。
お母さんにそのことをラインで報告してから、ぺ神に目線を向ける。
案外しっかり働いてるんだな。
その姿は、昔と全く変わらない。
sn｢Aちゃん、もう帰る？｣
｢診察代を払ってからね。
明日も早いし、もう帰らないといけない。｣
sn｢受験生も大変だね。
僕は楽しくてこれしてるけど、受験は嫌だなぁ。｣
｢そりゃ誰だって嫌だろｗ
呼ばれたからもう行くね。
今日はありがとう。バイバイ｣
sn｢バイバーイ！｣
病院であんな元気な声を出していいのだろうか。
まぁ、大丈夫か。
此処やたらと煩いし。
お金をしっかりと払ってから、外に出る。
スマホを見ると、みんなから心配の声をかけられていることに気付いた。
優しいな、みんな。
ぴくとだけ後で締めようｗ
そう思いながら、みんなに返事をした。
あまりラインをすると電気代の無駄だ。
そう思い、ポケットにまた入れる。
少しマスコットとかでジャラジャラし過ぎかな？
でも、思い出は大事だしいいかな。
rb｢A〜！｣
まだ居たのか。
周りに僕の学校の生徒はいない。
無視してしまおうか。
rb｢A、大変やねん！｣
とてつもなく焦っているように見える。
何かあったのか？
｢何なんだ？
あと、少し煩い。｣
rb｢百花が骨折してん！｣
何だ。
そんなことか。
ぴくと達のことかと思った。
百花はもともと僕を陥れようとした張本人だぞ。
そんな奴の心配をする程僕も暇じゃない。
｢悪いけど、それで僕に何を求めているんだ？
興味が無いな。
あんなことされて心配する程僕の心は広くないよ。
あと、盗聴器いい加減止めたら？｣
そう言うと、ロボロはビクッと肩を揺らす。
分からない筈が無い。
今まで何回その盗聴器を見てきたと思っている。
rb｢ちゃうねん！
選挙に勝つためにってグルッペン達が･･･｣
｢それに従っている時点でお前も共犯だろ。
逃げようとするな。
その感じだと、百花も嘘か。
最低だな。
元仲間をまた、お前達の手で陥れようとするなんて。
どうせ聞いてるだろ、グルッペン。
この会話を撮っているのは、何もお前達だけだと思わない方がいい。｣
rb｢マジか、A。｣
｢君のおかげで、盗聴器の使い方が良く分かったよ。
何度も付けられてきたからな。｣
ロボロと会った瞬間起動させといて良かった。
ちらっと見るとロボロはその場に立ち尽くしている。
これで選挙に有利になるのだろうか。
役には立つかな。
そう思いながら家に帰った。
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泣虫 - 泣かせっんといてっやぁ…くそぉ…枕ビッショビショやんけぇ (2022年10月16日 13時) (
レス) id: 8f8400f448 (このIDを非表示/違反報告)
とぉと(プロフ) - 因幡さん» ありがとうございます！是非続編見てください！ (2021年2月28日 1時) (レス) id: 0f530ae9f6 (このIDを非表示/違反報告)
とぉと(プロフ) - 新紅葉団子さん» 紅葉団子さーーーん！！！！！いつもありがとうございます！心から大好きです！今更ですが更新頑張ったので是非見てください (2021年2月28日 1時) (レス) id: 0f530ae9f6 (このIDを非表示/違反報告)
因幡 - 続き楽しみにしてます (2020年4月12日 4時) (レス) id: c0af763869 (このIDを非表示/違反報告)
新紅葉団子 - こんにちは！データ消えた新紅葉団子でスゥー更新頑張ってください！ (2020年2月16日 9時) (レス) id: 59fbe4bf10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とぉと x他1人 | 作成日時：2019年12月9日 19時
