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私は自分が持ってる力を出し切って、一世くんを見放した。





“追いかけなきゃ“







本当は追いかけたらダメだってこともわかってるのにそうせざるおえなかった、、









あの 顕嵐君と初めて出会った食堂に覗いてみると あれ、見たことあるような…………、



それは顕嵐君だった。




逞しい背中.


美しい横顔.

風がなびいたら少し揺れるサラサラな髪の毛.









『あ、らん、くん??だ、よね?!』





顕嵐 「あ、A ____」




少し間があった。









『本当にまた会えて良かった、一緒会えないかと思った。』









「ごめんな、。そばにいてやれなくて。自分でもわかってた。自分がしていることを、。Aが苦しんでるって分かってても何もすることが出来なかった。本当にごめん 」









______ その言葉に涙が溢れる ____




、 当たり前だと感じていた日常がどれだけ幸せなことだったのか。






顕嵐くんがそのことを教えてくれた‐‐。









幸せだと思えば今も幸せなのかもしれない








幸せだって思っていなかっただけで、幸せなこともある。









そのことを気付いていなかったのは、







“自分なんだ“









泣きながら考えてたから顔がグチャグチャ




顕嵐くんにこんな顔見せられないよ、。









顕嵐 「はい、ハンカチ。こんなことに涙使わないで?? Aは笑顔が似合うんだから笑お??って言っても泣かせたの俺だけど、」







優しい。本当に







『ありがとう、顕嵐。私、どれだけ普通の日常が幸せか分かった。見つけ出せなかっただけで、幸せは傍にあったんだ。』









戻りたい______









早く流星に会いたいよ、。









顕嵐 「よし、ここから逃げよう」









顕嵐くんが出した一言は衝撃だった_.

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作者名:紗彩 x他2人 | 作成日時:2018年3月20日 23時

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