言い訳【佐野万次郎＆黒川イザナ】 ページ8
リクエストありがとうございます！
イ「いやだ。伊織は俺のだからな。」
マ「は？お前何言ってんの？俺のだし。」
『あのー…』
「「伊織はだまってて！」」
『あ、はい』
今の状況を説明しよう。
イザナとマイキーが私を取り合っている。
私はその間に挟まれておとなしくしている。
羨ましいシチュエーション？どこも羨ましくはない。
二人は今にも殴り合いをしそうな雰囲気だ。ろくに話も聞いてもらえない。
イ「ていうかお前、何ちゃっかり伊織抱き寄せちゃってんの？キモいから。」
マ「キモいかどうかは伊織が決める話だろ」
少しだけキュッとマイキーのほうに引き寄せられた体。
今思ったけど狭くないか？これ。
マ「てかさぁ、こんなことしてても埒あかなくね？」
イ「もう伊織に決めてもらったほうがはやい気がすんだけど。」
『え゛』
嫌な展開になってしまった。
イ「伊織はどっち選ぶの？もちろん俺だろ？」
マ「は？俺だよね〜、伊織♡」
『は、はは…』
どちらも全く譲らないという顔だ。
『ちなみに聞くけど、どっちもって言うのは…』
「「絶対ナシ」」
ですよね。
無理だ。決められるわけがない。
どちらを選んでも最悪になることはわかっているし、かといってどちらもということはだめだし。
あ、いいこと思いついた。
すごく最悪な展開になるかもだけど、まぁ納得してくれるだろう！
『…ごめん、どっちも選べない』
「「は？？」」
『私、他に好きな人いるし、なんていうか、その』
ほんとはいない。いるわけがない。
しばらくシーンとした空気が漂った後、二人は何かを話していた。
『あ、あの…？』
次の瞬間、トンっと軽く押されて、抵抗を知らなかった私は、床に勢いよく頭を打った。
『いたっ！まってなにすんの！酷い！』
上にはイザナがいる。
イ「ん〜？伊織どういうことかわかってねぇから、わからせてやるよ」
『は…？』
マ「俺らがいるのに俺ら以外のやつ選んじゃうんだもんな、伊織は」
やっと言葉の意味を理解することができたときはもう遅かった。
『ちょちょちょ…！待って！？ごめんってあれ冗談だから！』
マ「いまさらそんなこと言ってもおせぇからな？」
イ「そうそう、黙っておとなしくしとけ」
さっきまであんなにバチバチとした空気を漂わせていた二人が、今はもう団結している。
あんなこと言うんじゃなかった。。
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yum(プロフ) - コメント失礼します！大人軸の三ツ谷くんで、風邪をひいたとき対応を書いていただきたいです！よろしくお願いします🙌 (12月18日 21時) (
レス) @page33 id: 078a32e2da (このIDを非表示/違反報告)
みたらしお餅 - 「ジョーカーと罰と大富豪たち【梵天】」でしたね。間違えてすいません！ (2021年7月31日 2時) (レス) id: 66ebc3e84f (このIDを非表示/違反報告)
みたらしお餅 - リクエストではないんですけど「ジョーカーと罰と大富豪【梵天】」のその後の事を書いてはくれないでしょうか？無理だったらすいません。 (2021年7月31日 2時) (レス) id: 66ebc3e84f (このIDを非表示/違反報告)
りら - 作者様リクエスト失礼します。灰谷蘭で彼女が病んでて寝れない時の対応書いていただきたいです。時間があるときで大丈夫です。 (2021年7月29日 22時) (レス) id: 93e165a3f2 (このIDを非表示/違反報告)
あやね【レペ狂】(プロフ) - れいさん» 読ませて頂きました！やっぱりれいさんの小説って本当にキャラが生きてるとゆうか、特徴すごく掴めてて本当に最高です…生理の時のお供にさせて頂けます、これで乗り越えられます…本当にありがとうございますm(_ _)m (2021年7月6日 20時) (レス) id: df6a0f70b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てんぷら | 作成日時：2021年4月30日 22時
