【東京喰種】突き刺さるような、愛を。【短編集】

汚れきった、美しいモノ【2】 ページ29

死神。コイツは人間じゃあない。








「人間のくせに、なんでそんな、強いの……よっ」







地中から飛び出すクインケの猛攻をかわしながら問いかける。

まあ、無視されたけど。








いつまでも受けてはいられない。









私も『ハネ』で攻撃を仕掛ける。




最も、モードチェンジIXAに防がれたけど。





　








　








　







　






　






　



「燃料切れ……っ」






あれから30分。やはり『ハネ』は消耗が激しく、もう立っていられない程になった。







「……っは、ねぇ、」





私は不意に、口を開いた。


彼は、目線だけ此方に向ける。




それだけでいい。話を聞いてほしかった。






「貴方は人間。私は喰種。……貴方に質問。……………喰種は、汚れた生き物だと、思う？」






私の問い。当たり前だ。と返されるような、至極当たり前な問い。






だけど、汚れた生き物だって認めたくなくて。信じたくなくて。




彼に、訊いた。









「……どうだろうな」









「………俺も汚れた、『成り損ない』だから。」








その答えを聞いた瞬間、





私は、消えた。









　






　




「美しい彼もまた、薄命である」









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



サボりごめんなさい。



最近眠くて。



国語の教科書消失するし(((関係ない


随時、暇があれば更新します


けがれって漢字が変換出ない……。


かぐねとかも出ない…。


一度、「嚇」があったので、使おうと思ったんですけど、くちへん？要らなくないですか。


3DSはやはり不便……。

gâteau【鈴屋 什造】→←汚れきった、美しいモノ【有馬 貴将】

ラッキーアイテム

六月の眼帯

ラッキーカラー

あずきいろ

今日の東京喰種キャラ様！

宇井 郡

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す