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二十三話 ページ26

鈴「先輩!また断られました」




女「折原さん何であんなに手強いんだろうね」





男「でもよ、折原は俺らでも惚れるぐらいいい男だけどこんなに断るか?」





男「好きな人でもいるんじゃね?」





女「「「「!!!!」」」」





男たちはその瞬間女たちの目付きが変わったと証言したらしい





女「誰か知らないの?」





男「折原ならもう彼女にしてるだろ」




このカオスな空間に終止符をうったのは新社員の林





林「あの、僕知ってます…」





女「林くん!」





男「林!教えろ!」





林「は、はい。この間飲みに連れていって貰った時なんですけど」





……………………………………………………………


林「折原先輩は彼女さんとかいらっしゃらないんですか?」





セ「ん〜、片想いの子ならおるで〜」





林「え!折原先輩がですか?」





セ「そんな変かぁ?これでも四年片想い中や」





林「長いですね!どんな人何ですか?」





セ「ちっちゃくてなぁ、可愛くて頭よくて、いつも元気でなぁ、それから…」




………………………………………………………………………………


林「という感じで永遠と語られました。だいぶ酔ってらしたので話してくれたんですかね」





男「折原でも駄目とかもうむりだろ」





女「歳は?」





林「一つ下らしいです…」





鈴「…先輩、私顔とスタイル勝てませんかね」





女「!!確かに」





鈴木、かなりの美人である。





スタイルも並の人では敵わないだろう





恐らく、あの折原とならんでもお似合いなのは間違いない





男「でも、四年の片想いに勝てるか?」






鈴「勝ちます!そして折原として寿退社します!」






ガチャ





途端にドアの開く音がし顔を向ける






そこには、黄色のワンピースに白のカーディガンといういたって普通の女性





否、それは違った





ワンピース裾から覗く白く細い足





大きく丸く涙袋がぷっくりとある瞳





綺麗な黒髪に覗く赤のインナーカラー





ピンクのぷっくりとした唇





荒れを知らないであろう綺麗な肌





胸元に光るネックレスが色気を醸し出している





身長こそ低いが、その顔の小ささや体型を見る限りスタイルはモデル級かそれ以上だろう





絶対、あの折原とならんでも折原が霞むレベルだろう





鈴「お繋ぎいたしましょうか?」





『わざわざ、すみません。折原千羅はいますか?』





鈴「え?」

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あめだま(プロフ) - 悠さん» 改めてこちらの方でコメントさせて頂きます…!本当にありがとうございます!!ご期待に添えるよう頑張ります!! (2022年3月24日 3時) (レス) id: 1e8049a26c (このIDを非表示/違反報告)
- 面白くて、一気読みしちゃいました…!!とても良い作品だと思います!これからも更新頑張ってください! (2022年3月19日 18時) (レス) @page15 id: 9b198eacfa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あめだま | 作成日時:2022年2月19日 13時

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