ヒーローと甘々。その６。【仮面ライダー】【スーパー戦隊】 (ページ48)

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✿甘々な王様。　ゴースト【天空寺タケル＆深海マコト＆アラン】ページ48

✿小悪魔chan！様リクエスト✿

ＮＯサイド

急遽始まった王様ゲーム。

参加者は、A、タケル、マコト、アランだ。

最初の王様はタケル。

純粋な彼は、意外と変な事を命令しそうで、皆はヒヤヒヤしている。

タケル「じゃあ、２と３はポッキーゲームで！！」

と、何処から取り出したのかポッキーの箱を翳して見せる。

選ばれたのは、Aとアランだ。

２人はサクサクとポッキーを食べ進める。

あと一口…。

の所まで来て、アランはポキっとポッキーを折ってしまった。

アラン「キスしろとは言われてないよな？」

アランはタケルに有無を言わさない雰囲気を纏いながら言った。

そして次の王様はアラン。

アラン「１と３、相合い傘で」

サラッと伝えて玄関から傘を一本持って来る。

一応庭に出て、ホースから水を撒き散らした。

当たったのはAとマコトだ。

雨の静かな冷たさを纏いながら、２人近付く。

距離が縮まり過ぎて、相手の心臓の音が聞こえてきそうだ。

そして次の王様。

どうやらマコトの様だ。

冷静だから、恐らくマトモな命令をくれるだろう、と思っていたのに。

マコト「１と２、彼シャツで」

と、アッサリ言う物だから、皆目を丸くする。

因みにこれは、ゲームが終わるまで続行らしい。

と言う訳で、当たったAがタケルの上着を着る事になった。

意外と似合っていて、本人も満更では無さそうだ。

そしてラスト。

選ばれた王様はまたしてもタケルだった。

２回目はどんな命令をするのだろうとヒヤヒヤする。

タケル「じゃあ、皆、Aにキスする」

『待って何それ！？名指し！？』

タケル「王様の命令は？」

『絶対………』

アラン「賛成する」

マコト「俺も賛成だ」

そう言って、タケルは頬に、マコトは首に、アランは手の甲にキスを落とす。

凄く擽ったくて、見を捩った。

タケル「あ、因みに、口にして欲しかったら俺を選んでね」

マコト「俺にして欲しいならちゃんと俺を選べよ」

アラン「ここは私を選ぶべきだろう。楽しみは取っておく」

３人はにっこりと笑い、Aを翻弄する。

Aはタジタジになって、顔を真っ赤に染めた。

リクエストありがとうございました✨