ヒーローと甘々。その６。【仮面ライダー】【スーパー戦隊】 (ページ25)

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助けてくれた王子様。　ゴーオンジャー【城範人】ページ25

ＮＯサイド

走輔「今日から新しい仲間が加入するらしいから、後で挨拶の時、一声掛けてやってくれよ！」

早輝「どんな子なんだろー？スマイルスマイルで対応しないとね！」

そんな会話をしていると、部屋に入って来た女の子。

連「ズバリ！その子が新メンバーだね！」

走輔「そーそー、じゃ、挨拶お願い出来る？」

『はい！初めまして、Aって言います、よろしくお願いしますっ！！』

そう言ってAはペコリとお辞儀する。

走輔「じゃあ、これからよろしくな！」

早輝「早輝だよ、よろしくね！」

範人「え、女子じゃん、可愛い……」

軍平「範人、そーゆーのを初対面の子に言うな」

範人「え、だって可愛いじゃん。タイプかも知れない」

その間にも、Aは皆と直ぐに打ち解けている。

早輝とも会話が弾んでいる様だった。

Aは、軍平、範人とも挨拶しようと歩いて来る。

軍平「俺は軍平だ」

『よろしくお願いします…！！』

Aは範人の方を向き合うと、顔を紅潮させて、目を逸らした。

範人「僕、城範人。よろしく！」

『よ、よろしくお願いします………』

今にも消え入りそうな声だった。

そして直ぐに早輝の所へ行ってしまう。

１時間位経って、Aは飲み物を飲みにカウンターへ行った。

範人もそれに続く。

範人「ねぇ」

『ひゃっ！？』

流石に驚き過ぎだろう。

そう思ったが、口にはしなかった。

『何でしょう……？』

範人「何で僕にだけそんなに素っ気無いの？」

『え…？』

範人「他の人とはノリノリなのに」

『範人くんは、私の王子様だから…です』

範人「ん？何それどう言う事！？」

『前、私が襲われてる時に助けてくれたのが範人くんだったんです。だから、恩返ししたくて、ゴーオンジャーに………』

範人「なるほど……？」

範人は熱が冷めやらない頭で考える。

範人「でも、びっくりした。急に塩対応なんだもん……気になって意識し過ぎたし………」

範人はモゴモゴと答える。

『意識、してくれたんですか？』

Aは意地悪っぽく微笑んだ。

範人「うん、した」

あっさりと答える範人に、Aは顔を赤くする。

範人「だから、きちんと責任取ってね」

初のゴーオンジャー書いてみました✨

今回は推しの範人くんで………。