ヒーローと甘々。その１７。【仮面ライダー】【スーパー戦隊】

✿譲れないポジション。　ゴーオンジャー【香坂連＆城範人】 ページ35

✿なゆなゆ様リクエスト✿

ＮＯサイド

走輔「ただいま〜」

早輝「A！紹介したい人が居るの」

ある日のギンジロー号。

ゴーオンジャーである江角走輔、香坂連、楼山早輝はそう言ってAの方を見る。

Aはギンジロー号で暮らしている。

全員が席を外す事も多い為、留守番の様な立ち位置をしていた。

『皆お帰り。で、紹介したい人って？』

Aが聞くと、緑のジャケット、黒のジャケットを着た男性が２人。

走輔「新しくゴーオンジャーになった、城範人と石原軍平だ」

どうやらゴーオンジャーの４、５人目が現れたらしい。

Aはギンジロー号に居た為経緯は知らないが、どうやらボンパーによる任命だとか。

ただそれよりもAが気になったのは。

『……範人くん！？』

範人「Aちゃん！？」

城範人の存在。

軍平「２人、知り合いなのか？」

すると２人は揃って頷く。

『学生時代のクラスメイト！え〜、まさか範人くんがゴーオンジャーなんてね』

Aはそう言って目を見開く。

対する範人も口を開いた。

範人「Aちゃんも、変身するの？」

『ううん？しないよ』

そう言うと、範人は笑った。

範人「そっか！じゃあ僕が守ってあげられるね！」

だが、その言葉を聞いて口を開いたのは先程から余り喋っていなかった連だった。

連「それは間に合ってるっす。Aの守り人は俺の役目っすから」

連が言うと範人は頬を膨らませた。

範人「え〜、じゃあ連交代しよお？別に誰でも問題無いよね？」

しかし連は首を横に振る。

お互い譲り合いをしないこの状況で、走輔は言った。

走輔「何でそんなに揉めるんだよ！？もしかしてお前ら、Aが好きなのか！？」

恐らく走輔も冗談で言ったのだろうが、連と範人は揃って頷いた。

早輝「ええ！？嘘でしょ？」

範人「ほんと！クラスメイト時代から好きだもん」

連「俺だってAに出会ってから直ぐに好きになっちゃったっす！」

『待って！？そんなの初耳なんだけど………』

２人があっさりとそんな事を言うので、Aは顔を真っ赤にする。

だが直後口を開いた。

『じゃあ、日替わりはどう？今日が連くんで、明日が範人くん、とか』

すると２人は納得したのか言い合いを止めた。

連「それは、まだ２人に可能性ありって事っすよね？」

範人「よーし、負けないぞ！！」

２人はそう言って、バチバチと火花を散らした。





リクエストありがとうございました✨

✿ほんとはもっと近くで。　リバイス【カゲロウ】→←✿私の側に居て。　キングオージャー【ヒメノ・ラン】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す