第44話 ページ43
観客席
風丸side
雷門中の選手が次々と倒れてくのを俺たちはただ見ていることしかできなかった。
そして、天馬以外の全員が倒れた。
貴「あはははっ。いい姿ね」
Aの笑い声だけがコートにこだまする。
壁山「もう無理っすよ…………」
不動「雷門中はほぼ全員が満身創痍。点差は2点。難しいな………」
貴「さぁ、天馬クン？どうする？どうする？あなたには敗北しか残されてないよ？」
お前はそんなこというやつじゃないだろう？あの事故のせいで変わってしまったのか？
？「天馬ーーっ！松風 天馬っ！！」
観客席から響く声。振り向けば元キャプテンの神童 拓人がたっていた。なぜ？
天馬side
観客席から聞こえてきたその声は神童先輩のものだった。でも、先輩は病院にいるはず……
貴「神童クンか………足、怪我してるのにきちゃって大丈夫なの〜？」
神童「サッカーが好きだというお前の気持ちが武器だっ！お前ならできる！！」
サッカーが好きという気持ち…………………
貴「くだらない。どうせ勝てるわけがないのに」
その時、笛がなった。負傷者が多い雷門中のほうがタイムを取ったのだ。葵たちマネージャーが手当を始める。
俺のところに円堂監督がやってきた。
円堂「これがお前のやりたかったサッカーなのか？」
みんなを指差して監督は俺に問いかける。そこには休息をとりながらもなお苦しそうなみんなの姿。
俺がやりたいサッカーはこんなのじゃないよ。みんな楽しそうにサッカーをしている姿。その中にはAもいて……俺はそんなサッカーがしたい。
あっ………俺の今のサッカーはみんなを傷つけていたんだ……………俺、みんなのところにいかないとっ！
天馬「あの、すみませんでしたっ！俺たちの目指すサッカーを取り戻すために戦っていたのに、それを今思い出しました。いつも通りのプレーでいきましょう。」
倉間「いつも通り……か。それもそうだな。みんな、キャプテンについていくぞ！！」
倉間先輩……………
霧野「だな。天馬。いや、キャプテン」
三国「いつも通り………それもそうだな。」
先輩たち………みんな………………
でも、
天馬「この中にはAもいないとだめだ。みんなでまた、サッカーしたいんだっ！」
剣城「お前らしいな」
その時、すっと爽やかな風が吹いた。それは会場を包み込む。
貴「なに！？」
A……………絶対に取り戻してみせるから
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メープル - １０年前に出た、黒歴史アイテムグッズがっ…。千宮寺の手にあるんだよ。・゜・(ノД`)・゜・。Σ（ﾟдﾟlll）使用禁止令が出ていたのにも関わらず何故、あなたの手にあるのですか？((((；ﾟДﾟ))))))) (2017年12月16日 17時) (
レス) id: 1d0ba1aa01 (このIDを非表示/違反報告)
兎を追うアリス(プロフ) - ミクさん» Σ(￣。￣ﾉ)ﾉですね！すみません´д` ;始めた頃に書き始めたので全然気にしてませんでした！時間があるときに書き直しときますね！教えてくださりありがとうございました (2016年8月22日 22時) (レス) id: 1185d8e876 (このIDを非表示/違反報告)
ミク - 面白いですけど 伏せずにピカチュウとかサトシとか出しても大丈夫なんですか? (2016年8月22日 21時) (レス) id: c206677893 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：兎を追うアリス | 作者ホームページ：
作成日時：2016年1月23日 20時
