献身的な愛情�� ページ33
安元洋貴side
『それでね、なんでか分からないんだけど、紀章さんが��お銀��って呼び始めて、現場で��お銀��が定着してしまった。』
「良いんじゃない？��お銀��って呼び名。」
外は雪が降りそうなくらい寒い夜。
Aと2人。
ベッドに横になり、眠りにつくまでの僅かな時間。
向かい合ってたわいもない話をする。
現場の前に銀色にしたAの髪。
明るい所で見れば綺麗な銀色だけど、
薄暗い明りの中で見ると灰色に見える。
まるでロシアンブルーの毛色のようで、
思わずAの頭を撫でる。
『昔からさ、』
「うん、」
『人に頭を撫でられると眠たくなっちゃうんだよね。』
「ほー。」
『なんか安心するのかも。』
Aは話をしているそばから
瞼が閉じそうになっている。
それこそ猫が飼い主に撫でられているような感じだ。
右手でAを抱き寄せると、
すっぽりと自分の胸の中に収まる。
俺たちのデカイ体でも余裕のある広いベッドだけれど、
今はこうしてくっついていたい。
「A、」
呼び掛けても返事はもう無い。
代わりに聞こえたのはすーすーという
Aの寝息だけ。
��愛おしい��
こんな感情が自分の中にあるなんて、
Aに出会うまで分からなかった。
Aを抱き締める度に、
俺からの気持ちが伝われば良いのに。
.
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ぽむ(プロフ) - 茶々猫様 コメントありがとうございます！！この作品を大好きだと言って頂けて嬉しいです。ありがとうございました。 (2018年10月20日 14時) (
レス) id: 734935f625 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - あやのさん» あやの様 コメントありがとうございます！！この作品を楽しんで頂けたようで嬉しいです。ありがとうございました。 (2018年10月20日 14時) (レス) id: 734935f625 (このIDを非表示/違反報告)
茶々猫(プロフ) - 完結おめでとうございます！お疲れ様でした！この話本当に大好きでした！ (2018年10月20日 0時) (レス) id: 7e46030544 (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - 完結おめでとうございます！そして、お疲れ様でした！毎話毎話、とっても楽しく読ませていただきました！ (2018年10月19日 22時) (レス) id: 06866bac98 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - さすらいの作者さん» さすらいの作者様 コメントありがとうございます！！コメント頂けると励みになります。嬉しいです。 (2018年10月15日 22時) (レス) id: 734935f625 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽむ | 作成日時：2017年8月9日 20時
