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第百二十二話 ページ28

〜カナside〜

ヒュースタッ!

すると、何かの影が喜八郎の上を通り着地したのが見えた。その影とは…

平「荷車のことで困っていらっしゃるなら、実技も教科の成績もナンバーワン!この平滝夜叉丸にお任せ下さいっ!

…って、カナ先輩。その怪我はどうなさったのですか!?」

滝夜叉丸だった。こいつとは極力関わりたくないんだよな…だって、顔を合わせればすぐに自慢話やら何やらを繰り広げるんだから。

現に今も、自惚れて自己紹介をしながら登場してきた…

氷上「…喜八郎の穴に落ちただけだ。」

それでも、質問には答えてやる。無視すると、一生とでも言えるくらい後ろを着いてくる。しかも、うるさい声で。

平「何ぃっ!?おい、喜八郎!カナ先輩をこんな目に合わせてなーにを呑気にしているんだ!!謝れ、このアホハチロー!

すいません、すいません!ほら、お前も頭を下げて謝れ!!」

…こいつ、こんなキャラだったか??いつもは、自慢話を聞いて欲しいがために顔を合わせたら近寄ってくるが、今は全くの別人だ。

何と言うか…喜八郎の母親のような感じだ。そして、喜八郎の頭を下げさせようと必死に頭を押している。

氷上[乱太郎、滝夜叉丸ってこんな奴だったか?]

あたしは、かすり傷の手当をしてくれている乱太郎に、小声で聞いてみた。

猪名寺[い、いえ…いつもの滝夜叉丸先輩からしたら、考えられませんね…]

氷上[だ、だよな。あたしだけ幻を見てるのかと思った…]

猪名寺[多分カナ先輩だけじゃないですよ、そう思っていらっしゃるのは。だって…]

そう言われて乱太郎と同じ方を見た。乱太郎の言っていることはすぐにわかった。皆、唖然としている。









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設定タグ:忍たま乱太郎 , 六年生   
作品ジャンル:アニメ
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*:.。. kana.。.:*(プロフ) - 勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡さん» コメントありがとうございます!夢主ちゃんの事、気に入ってくださってありがとうございます°ʚ(*´˘`*)ɞ° (2023年2月12日 7時) (レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - うわぁ主ちゃんの性格ドタイプですわ〜 (2023年2月12日 0時) (レス) id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
*:.。. kana.。.:*(プロフ) - わそ姉大好きリスナーさん» ありがとうございます!続きも楽しんでくださいね!ദി ᷇ᵕ ᷆ )♡ (2023年1月27日 22時) (レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)
わそ姉大好きリスナー - 面白かったです、(^^ω)続編に行ってきま〜す (2023年1月26日 22時) (レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
*:.。. kana.。.:*(プロフ) - 忍たま好きさん» ありがとうございます!(*^^*) (2022年12月20日 22時) (レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*:.。.kana.。.:* | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/a05ced32431/  
作成日時:2022年7月3日 12時

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