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第七十七話 ページ31

〜カナside〜

下坂部「僕のお弁当…」

そしてパワーが切れたしんベヱは、今度は平太の弁当を食べ始めた。そして、しんベヱが弁当を食べている間に、あたしらは水を飲んで休憩をしている。

食べる物がある者…つまり、しんベヱに弁当を食べられていない者は自分の弁当を食べている。



おにぎりを食べ終わったしんベヱは復活し、また荷車の後ろを平太たちと押し始めた。勿論、あたしら三人は前を引く。


お、見えてきたな。園田村が…入口近くには、三木ヱ門が望遠鏡を片手に石火矢のユリコを引いてこちらを見ていた。

田村「ご覧ユリコ。牛も音をあげそうな荷物だね。」

食満「おい、田村!お前も手伝え!ボーっとするな!」


や、やっと着いた…結構防衛のための陣営具などを作る作業が進んでいる。どうやら順調そうだ。

そりゃそうだよな、あたしらが凄く遅かったんだから。兵助達には火薬を全て持たせたが、皆無事でいるみたいだ。三人ともいる。

そして、その三人は皆と作業に取り掛かっていた。伊助は他のところで作業しているんだろう、今は姿が見えない。後で顔を見せてやるか。


久々知「カナ先輩。お疲れ様です、やっと着きましたね。やっぱり、俺も残った方が良かったですか?」

氷上「お疲れ様、兵助。お前は残ったら行けない。誰が三郎次とタカ丸を守るんだ?いくらタカ丸が上級生だからと言っても、あいつはまだ編入したばかりだからな。

だから、あたしはお前に火薬とあの二人を任せたのさ。どこかの敵に襲われても、お前なら守れると思ってさ。だってお前は、あたしの優秀な後輩だからな。」

いつもは言わない本音。こういう時に取っておいて良かったと思う。いつも言っていたら、呆れられて軽く流されてしまって、言うことを聞いてくれなくなったら困るからな…

久々知「何か、面と向かって言われると照れますね…あ、そうだ!言われた通り、仮の火薬庫を手潟さんにお願いして場所を借りましたので、作っておきました!」

氷上「そうか。なら、案内してくれ。」

久々知「はい!こっちです。」







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設定タグ:忍たま乱太郎 , 六年生   
作品ジャンル:アニメ
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H - ありがとうございますm(_ _)m (2022年4月9日 17時) (レス) id: 60762efae4 (このIDを非表示/違反報告)
*:.。.kana .。.:*(プロフ) - Hさん» すいません、今すぐ直しますね!指摘してくださって、ありがとうございます。 (2022年4月9日 12時) (レス) id: e2385a5b08 (このIDを非表示/違反報告)
H - 名前が反映されず、(夢主)表記になります (2022年4月9日 12時) (レス) @page1 id: 60762efae4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*:.。.kana.。.:* x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/a05ced32431/  
作成日時:2022年4月9日 11時

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