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「!?」

鬼一の言葉にAは目を見開いた

「安心しろ 放っておいても死にはしない」

鬼一はそう言うと、Aの前髪を元に戻した

「…………」

「解きたいか? その呪い」

「…解けるの?」

「どんな呪いなのかは聞かないのか?」

「それも聞きたいけど…まず、それが解けるのかどうかが知りたい」

「俺の術式ならば解ける、が……
生憎、今、俺の術式はその刀に組み込まれている
お前がその呪いを解きたいのならばーーーーー」


ーーーーーお前自身がその刀…『細雪』を使って解け


Aの返答に鬼一はそう言った

「これで…?」

Aは自身の手にある呪具『細雪』を見た

「それは、俺の最初で最後の最高傑作だ」

「…………」

「ただし、お前のその呪いを解くには、お前自身が強くならなければならない
『細雪』を使い熟すとは即ち、俺の術式を使い熟すと言う事だからな
果たしてお前にそれを使い熟せるか否か…俺はそれを楽しませてもらう」

「……分かった」

鬼一の言葉にAはそう言った

「……1つ聞いても?」

「何だ?」

「どうして七海さんが『細雪』に触れた時に封印を解かなかったの?」

「………俺は男が嫌いだからな」




 




 




 




 




 





 




 
高専

Aは七海と共に学長室に居た

「ーーーーーつまり……その特級呪具『細雪』は、Aを所有者と認めたと…?」

驚いたように夜蛾が言った

「認める…?」

「ああ
特級呪具『細雪』は、所有者を自ら選ぶ
その上、所有者でさえ扱い切れない程の暴れ馬…
だから、ここ十数年、寺に祀られていたんだ」

Aの問に夜蛾はそう答えた

「へぇ…」

「正直な話、その呪具を使うのは止めたほうが良いだろう」

夜蛾がAにそう言うと

「使えばいいじゃん」

来客用のソファーに座っていた五条がそう言った

「悟…!」

「スズなら使いこなしちゃうかもしれないし」

「仮にそうだとしても、上が何と言うか…」

「じゃあ…その呪具、上の言い値で僕が買うよ」

「「「…は?」」」

五条の言葉に3人は何言ってんだ此奴と言わんばかりの反応をした

「そしたら問題ないでしょ?」

「そんな簡単にいく訳…」

「いくよ 僕、最強だからね〜」








ーーーーー
最早、本編…!!

ちなみに特級呪具『細雪』の御値段
1,000,000,000円(10億円)

#16→←〃



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朱鷺の砂(プロフ) - 秋美さん» 了解です! 折角なので両方書きます! (2022年3月19日 22時) (レス) id: 8ffe6e82ed (このIDを非表示/違反報告)
秋美(プロフ) - リクエストで、二年生か一年生との合同任務でめちゃくちゃカッコいい夢主ちゃんが見たいです!! (2022年3月19日 22時) (レス) id: 67dd886dfb (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺の砂(プロフ) - 猫さくらもちさん» 了解です! (言われてみれば野薔薇との絡みほぼないですね…) (2022年3月18日 20時) (レス) id: 8ffe6e82ed (このIDを非表示/違反報告)
猫さくらもち - リクエストです、野薔薇sideで夢主ちゃんに初めて会った時の思いと、真希もいれて3人でショッピングとかどうでしょう!本編で野薔薇との絡みは少ないので気になります!  (私も小説を書いています。是非読んでほしいです。猫さくらもちで検索したらできます) (2022年3月18日 15時) (レス) id: f692ce80b7 (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺の砂(プロフ) - 秋美さん» 2回目のリクエストありがとうございます!! 秤と綺羅羅ですね! 分かりました!! (2022年1月7日 20時) (レス) id: 8ffe6e82ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱鷺の砂 | 作成日時:2021年6月6日 22時

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