Track43 ページ47
ガシャン
檻が開く
「おい、お前等」
男は、左馬刻達にある物を投げた
「「「!」」」
それはヒプノシスマイク
皇に捕まった時に奪われた物だった
「
銃兎はヒプノシスマイクを投げて来た男にそう言った
「ん?……ああ」
「俺は元検察庁特別捜査部に所属してた…Aさんは俺の先輩なんだよ」
「?」
「Mauvais, mais tu ne peux pas te permettre de te manquer
(悪いがアンタを逃がす訳にはいかない)」
三人の内一人がそう言った
「?……おい銃兎 何言ってんだ? アイツ」
左馬刻が隣にいる銃兎に聞いた
「俺が知るかよ」
「ふむ…あれはフランス語だな」
理鶯が顎に手を当てて言った
「おぉ理鶯 何て言ったか分かンのか?」
「否、小官は軍で少し聞いただけで詳しくはない」
左馬刻の言葉に理鶯はそう返した
「…姉さんは分かり…」
「Huh…Êtes-vous absolument confiant de ne pas le laisser passer?
(ほぉ…そこを絶対に通さない自信があるのかい?)」
「「「!!」」」
銃兎の言葉を遮り、Aは流暢なフランス語でそう言いながら数歩前に出た
「Bien sûr Nous sommes d'anciens soldats
(当然だ 俺達は元軍人だからな)」
「Voulez-vous dire que vous êtes un ancien soldat et que vous ne pouvez pas perdre contre une femme?
(元軍人だから女に負けるわけないと言いたいのか?)」
「Oh (ああ)」
「ハァ…」
Aは露骨に溜息をついた
「Quoi? (何だ?)」
「Non…Je ne peux pas comprendre un idiot comme toi
(否…君達のような馬鹿には理解できないさ)」
Aは口元に笑みを浮かべそう言った
「Vous…! (貴様…!)」
三人の内一人がAに拳を振り下ろそうと向かって来た
「あ…」
「姉貴!」
「A殿!」
Aは振り下ろされる拳を避け、男の手を掴むと、男の懐に入り込み背負投げをした
「グッ……!」
「!」
次に他の二人の男がナイフを構えて向って来た
パシッ
Aが一人の男のナイフを持つ手首を払うと
カシャン
ナイフが男の手から離れ、床に落ちる
そして、男の鳩尾を目掛けて膝蹴り
その間にもう片方の男はAの左側に回り込み、ナイフで攻撃を仕掛けた
Aは男の方を向くと、ナイフを左に避けて躱し、男の顔面に右脚で蹴りを入れた(ハイキック)
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和南(プロフ) - 最初のプロフィールの所の紹介欄で佐馬刻ではなく左馬刻ですよ (2020年9月8日 18時) (レス) id: adb4b6099f (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺の砂(プロフ) - 猫苺さん» ありがとうございます!! (2020年5月1日 9時) (レス) id: 8ffe6e82ed (このIDを非表示/違反報告)
猫苺 - 30票にした達成感、、、。更新頑張って下さい!! (2020年5月1日 5時) (レス) id: 7adddb7655 (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺の砂 - 莉那さん» あ…すぐに直します 教えて頂きありがとうございます (2020年3月5日 22時) (レス) id: 8ffe6e82ed (このIDを非表示/違反報告)
莉那(プロフ) - 入間さんの漢字 銃『兎』ですよ〜 (2020年3月3日 21時) (レス) id: b2b56d90f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鷺の砂 | 作成日時:2019年11月4日 0時