22:私達は、はめられたんですよ ページ23
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「アハハ、それは脅されましたねェ」
「笑い事じゃないですよぅ」
お兄さんは溜め息を付いた。
「凶悪なマフィアとか直に死ぬぞとか......途んでもない処に入っちゃった」
「まァまァ、ボクでも続けられてる位だから大丈夫ですッて」
『谷崎さんも'能力者'なんですよね?どんな力なんですか?』
「や、あんまり期待しないで下さいよ。戦闘向きじゃないンですから」
「うふふ...兄様の能力素敵ですよ。ナオミあれ大好き」
「止めなッてナオミ......こんな処で」
「あら口応え?生意気な口はどの口かしら?」
ツゥと谷崎さんの口を撫でるナオミさん。
こんな処で本当にやっていいんですかね
「それより、Aちゃんの能力はどんな能力なの?」
『私ですか?私の能力は......また今度です』
「着きました」
目的地に着いたようですね
私達は、建物の裏へ入る。
「なんか......鬼魅の悪い処ですね」
「......おかしい。本当に此処なンですか?ええと__」
「樋口です」
「樋口さん、無法者と云うのは臆病な連中で__大抵、取引場所に逃げ道を用意しておくモノです。でも此処はホラ」
谷崎さんはさっき通ってきた道を指差す。
「捕り方があっちから来たら、逃げ場がない」
「その通りです」
私はお兄さんの前に出た。
「失礼とは存じますが、はめさせて頂きました。私の目的は」
全員がざわついた。
「貴方がたです」
樋口さんは携帯の電源を入れた。
「芥川先輩?予定通り捕らえました。これより処分します」
「「芥川ッ!」」
「'重畳。五分で向かう'」
そこで通話を切った。
「我が主の為__ここで死んで頂きます」
樋口さんが銃を構えた。
「こいつ......」
「ポートマフィア......!」
その次の瞬間、発砲された。
23:谷崎さんは、殺気があると怖いです→←21:面白い人が居て楽しそうです
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時姫(プロフ) - 黒樹ユリ かさくん親衛隊さん» 返信が遅れてしまい、申し訳ありません。 そして、コメントありがとうございます。もしよろしければ、 リクエストの方で何かありますか? 教えていただければ嬉しいです。 (2017年8月23日 19時) (レス) id: f26110437a (このIDを非表示/違反報告)
黒樹ユリ かさくん親衛隊 - 敦君可愛いし天使!!!! (2017年7月19日 17時) (レス) id: 6e14238389 (このIDを非表示/違反報告)
時姫(プロフ) - 月雪桜さん» はい。応援ありがとうございます。 これからも頑張ります。 (2017年5月24日 16時) (レス) id: f26110437a (このIDを非表示/違反報告)
月雪桜(プロフ) - とても面白いです。これからどうなるのかが気になります。頑張って下さい^_^ (2017年5月23日 22時) (レス) id: b41419936b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時姫 | 作成日時:2017年5月17日 18時