フォーカス ページ30
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ボーッと空を見ていると横から静かな寝息が聞こえてきた。
貴「お忙しいから、寝てないのかな…。」
悪いとは思ったけど綺麗な寝顔だったから起き上がって思わず撮ってしまった。もう一度横に寝転び一眼と携帯の両方でツーショット自撮りしておいた。永久保存版待ち受け決定。
立花「A…A…！」
貴「んっ…私まで寝てました？！」
立花「イビキうるさすぎ。」
貴「嘘？！」
立花「嘘。」
貴「ちょっと！」
立花「寝顔撮っといた、ホラ。」
貴「ふふ(笑)私たち…」
立花「なに？」
貴「考えること同じだなって(笑)私もさっき撮って待ち受けにしたんです、ほら。」
立花「バカ。」
貴「今日はバカップルですから。」
立花「俺も待ち受けにしとこ。」
貴「そろそろ動きます？もう少し奥に行くと丘になってるんです。夕日に間に合いそう。」
立花「ん。」
少し肌寒い…前に乗って走る慎之介さんはもっと寒いよね。あとで暖かい飲み物買おう。
貴「間に合ったー！」
立花「おお、夕日綺麗。」
慎之介さんが夕日を夢中で撮っている間に自販機で飲み物を買う。あーぬくい♡
慎之介さんに近づくと柵に寄りかかって夕日を眺めていて…無意識にシャッターを切った。
立花「今、撮ったでしょ。」
貴「無意識でした。暖かいコーヒー飲みます？」
立花「いる。綺麗な景色だ。」
貴「慎之介さんの方が綺麗ですよ。」
立花「…テンプレみたいな言葉いらないんだけど。しかも言うなら逆。」
貴「照れないで下さい。あ、せっかくだからあそこのお兄さんに写真撮ってもらいましょう！一眼下げてるし、うまく撮ってもらえそうじゃないですか？」
声をかけに行き、逆光で夕日をメインに私たちが影になるようにと、露出補正で顔がちゃんと写るようにと注文を付けたにも関わらず快く引き受けてくれた。
「いきますよー！」と言う声と共に腕が腰に回ってきたので調子に乗って慎之介さんの肩に頭を乗せておきました。
写真を確認すると、理想通りに撮ってくれていました。お兄さんにお礼を言うと1枚だけ彼のカメラで写真を撮らせて欲しいと言われたので、頷こうとしたら
立花「帰ろ。」
と慎之介さんに腕を引っ張られました。
貴「あのお兄さんに…」
立花「お前が被写体になる必要はない。」
貴「ヤキモチですか〜？(笑)」
って冗談で聞いたつもりだったのに、
立花「お前は今、俺の彼女だからな。」
ってこっちが恥ずかしい思いをしましたよ！！クソ！！
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カックン(プロフ) - 人狼ゲームの結果はどうなったんですか？ (2018年1月28日 9時) (
レス) id: 036c537a3c (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - てぃふさん» いえいえとんでもありません！！小野さんって意外と難しくて…どういう流れで持って行こうか考えてもいい案が浮かばない私のポンコツ脳みそのせいなので、こちらこそ申し訳ありません（ ｉ _ ｉ ） (2016年10月17日 23時) (レス) id: 3c0e09112f (このIDを非表示/違反報告)
てぃふ - 何か…無茶なお願いをしてしまい申し訳ありませんでした。お話が書かれるのを待てば良かったのに…気長に待たせていただきます！ (2016年10月17日 23時) (レス) id: ce868f12cc (このIDを非表示/違反報告)
緑風(プロフ) - ぽんさん» あー口調荒げられないのはなんとなくわかります(笑)妖精と問題児…これは妖精も手に負えない問題児の勝ちですね(笑) (2016年10月17日 20時) (レス) id: 4b5cd922e9 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - リンク(*´ω｀*)さん» ありがとうございます！！続編も楽しんでいただけるように、更新頑張ります(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2016年10月17日 20時) (レス) id: 6f0c473655 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽん
| 作成日時：2016年10月9日 3時
