残念美人の非日常５

ありがてえ朗報 ページ16

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森久保さんに見送られ、家に帰ると鈴村さんがしつこいくらいに森久保さんのことを聞いてくる。

鈴村「なに話したん？祥ちゃんの寝顔俺にも見せて？」

うるせえええええ！！

貴「世間話しただけですよ。あとでメッセージで写真送っておきますからとりあえず脱衣所まで着いてくるのやめてもらっていいですか？シャワー浴びたいので。」

鈴村「おお、すまん。」

どんだけ好きだよ！仲良しなのは知ってたけど知らなかったよ！！眠気を覚ますために熱いシャワーを浴びる。


シャワーから上がると原ちゃんからメールが来ていた。『サンプル届いたのと、もう一つ朗報。』って早くね？！昨日の今日だぜ…？仕事しすぎよ。てか朗報ってなに！ちゃんと内容のあるメール送れっての！

バタバタと事務所に行く準備をしていると、信長さんとぶつかりそうになった。

貴「ぬおっ？！」

島崎「わあ！お、お仕事ですか？」

貴「ご、ごめんなさい。ちょっと事務所に行かなきゃいけなくなったので焦っちゃって…大丈夫ですか？」

島崎「大丈夫です！いってらっしゃい。」

ああ…かわいい…何この可愛さ。

貴「信長さんがペットだったら飼ってる。」

島崎「え？」

貴「行ってきまーす！」



脇目も振らずに社長室に向かいノックをしながら入る。

社長「返事する前に開けないの。」

貴「あ、ごめんなさい。」

原「ほらよ、サンプル。」

社長「いい感じだったよ、僕こういうの好きだな〜。」

貴「社長って意外とrockerですね。」

原「ゴリゴリのrockerよ。」

社長「照れるね。」

貴「…で？もう一つの朗報とは？」

原「あ、そうそう。デート企画の出演者が決まったのと、ラジオが決まりましたー！」

貴「一つじゃねえええええ！ってかラジオ？はあ？！」

原「なんかあんた単独でやらないか？ってさ。」

貴「ほげえええ？！こりゃありがてえ！」

社長「その反応の仕方はどうかと思うよ。」

貴「好きなこと話していいの？」

原「台本は一応あるけど、まあいいんじゃない？」

貴「やったあー！！で？デート企画は誰？」

原「先方がシークレットだって。」

貴「完璧男じゃねえかよ！！クソ！！」

原「とりあえずそんな感じ。詳細はまた後日。」

貴「じゃあ帰ってCD聞くわ。」

社長「お疲れ。」

貴「お疲れさまでーす。」



ラジオへのお手紙を締め切りましたー！また機会を設けようと思いますので、その時はよろしくお願いしまーす！





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