【男主】ぼくをみて【調味料】

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｢あらぁ、大変なのねぇ時貴ちゃん。何かあったらすぐ頼るのよ？」


｢はい！！ありがとうございます！！｣



ご近所の奥さま方で集まっていたのもあって結構早く家に帰れそうだ。

残りは右隣の家の人。
向かいの奥さまが言うにはその人は一人暮らしをしている男性らしい。


仲良くしてくれそうな人ならいいなぁ……。

ぼーっと考えながら歩いているといつの間にか右隣のお家の前にたっていた。



｢…よしっ!〈ピーンポーン〉｣


気合を入れてインターフォンを押すと少しの間があってから『はい』と声がした。

思っていたよりも若い人だったらしい。



｢あ、えっと、3日ほど前にとなりに引っ越してきました、清崎Aと言います!!｣



緊張していたのもあってか声が裏返ってしまった。…すごく恥ずかしい。



『あー、少々お待ちくださいね？』



緊張してしまったのを汲み取ったのか柔らかい声で話しかけてくれる。

気遣いのできる人かぁ……、素敵だなぁ。




いつの間にか力の抜けていたらしい肩で、男の人が出てくるのを待った。





￣￣￣￣￣￣
緊張で手汗びっちょりのA君。
緊張には慣れていないらしいです

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