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十二話:傀儡の行動は傀儡使いにも理解不能である ページ14





暁のアジトに到着すると_____一尾:守鶴の封印を始めた。


封印する際にチャクラを多量に消費してしまうので、
私は自分の中にある少量のチャクラの方を使った。

私の中にも尾獣は居るが、自身で制御して押さえ込んでいる。


何日か過ぎると一尾:守鶴の封印が終わった。

気が抜けた私はその場で倒れてしまった。


_____


目が覚めると____
秋虎が私の顔を覗き込んでいた。

しかも秋虎の顔が視界いっぱいになる程、
どアップの超至近距離で。


A『秋虎。近いですよ?
そこまで近づかなくても大丈夫ですよ。』


私が言った言葉を理解した秋虎は近かった顔を後ろにひき、
右手で私の頭を優しく撫でた。

何度か撫でると安心したのか、
ボン!っと音を立てて姿を消して戻った。


一体秋虎は何がしたかったのだろうか??

そんな事を考えながら、
自身の服を見ると汗をかいたせいでペタッとくっついていた。


どうやら夢に魘されていたようだ。
それを見た秋虎が心配していたのだろう。

与えられた私用の部屋に設置されているベッドまで私を運んでくれたのは秋虎なのだろうか____?


私の傀儡達は、
時より理解不能の行動を起こす事が良くある。

だが自分から出て来て世話をすると言う行動は珍しかった。



ガチャッ!


サソリ「おい、A!
いつまで寝てんだっ………なんだ起きてんじゃねぇか。」


与えられた私用の部屋の扉を、サソリさんが蹴破って入って来た。

丁度私はベッドから身を起こしていた所だった。


A『どうしましたか、サソリさん。
私に何か用ですか?』


サソリ「次の任務だ!三尾の回収だそうだ!」


A『はい、分かりました。
その前に私はリーダーから木の葉の忍びを始末するよう、任務を受けています。

私の代わりにサソリさんはデイダラさんと三尾の回収をお願いしますね。』


サソリ「はぁ!?
A一人で行かせられねぇに決まってんだろうが!」


A『大丈夫ですよ。
私には傀儡達が居ますから。』


そう私はサソリさんに言い残して、一尾を抜かれた我愛羅の身体を担ぐと______罰華に乗って暁のアジトを後にした。


_____


サソリ「生きて戻って来いよ………A。」

サソリは見えなくなったAが行った方向を見ながら一人で呟いた。

十三話:傀儡は別の顔を持っている→←十一話:傀儡に愛しい者への未練を立たせる



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設定タグ:NARUTO , 男主 ,   
作品ジャンル:アニメ
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実弥&左馬刻&勝己Love - はじめまして。こう言う愛され最高です。 (2021年8月31日 19時) (レス) id: a5d4d80cb6 (このIDを非表示/違反報告)
幽鬼(プロフ) - 凛さん» こんにちは。コメントありがとうございます。またサソリとの絡みを作りたいと思います。 (2019年6月5日 10時) (レス) id: 5875e830d4 (このIDを非表示/違反報告)
- こんにちは!傀儡&夢主可愛いすぎます〜(^ ^)また旦那とも絡ませてほしいです!更新待ってます! (2019年6月5日 9時) (レス) id: 4bc0a0d93a (このIDを非表示/違反報告)
幽鬼(プロフ) - 雪華さん» コメントありがとうございます。この話の夢主と雪代巴の恋愛短編集と言う意味で間違いありませんか? (2019年1月19日 0時) (レス) id: 5875e830d4 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - お願いあるんだけど良いですかな?narutoのキャラ×るろうに剣心の雪代巴の恋愛短編集を作って貰いますかな?巴は木葉隠れの忍びを設定で。 (2019年1月18日 17時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:十騎 幽鬼 | 作者ホームページ:   
作成日時:2017年7月17日 4時

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