一話 新しい風 ページ4
千歳Side
今日のクラスはいつもよりザワザワしている。
何があったんだ?
すると桃が近寄ってくる。
「ねぇ千歳!今日はこのクラスに転校生が来るんだって!」
と桃が話しかけてきた。
「そうなんだ。」
私はそう答える。
「ねぇ桃、その転校生って、男?女?」
「それはわかんない。私が分かるのは『このクラスに転校生が来る』って事しか分かんない。」
そうなんだ。でも、私は興味ない。
キーンコーンカーンコーン
その音と同時に皆が座り、先生が入ってくる。
「皆さん。今日はこのクラスに転校生が来ます。」
先生がそう言うとまたクラスがザワザワする。
「では天美さん。入って来ていいですよ。」
名字は天美っていうんだ。
ガラガラッ
転校生は女子だった。
「えっと。天美悠生です。よろしくお願いします。
個人的に見ると、性格は、大人しそうだった。
「せっかくなので、1時間目は自己紹介と質問タイムです。
天美さんは、これを機会に、皆と仲を深めてください。」
そう先生が言うと、またクラスは騒がしくなる。
まぁ、授業1時間潰れるからね。
「それでは、天美さんに質問がある人。」
そして全体の殆どが手をあげる。
「では、○○さん。」
「天美さんの趣味はなんですか?」
など、
「天美さんの誕生日はいつですか?」
の質問があがった。
そして、自己紹介の時間も終わった。
キーンコーンカーンコーン
1時間目が終わった。
「それでは、2時間目をはじめます。」
皆は、この後に大きな台風が起こる事を
誰も知らない…
ラッキーカラー
あずきいろ
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作者名:大福 | 作成日時:2018年8月13日 1時