私しか知らない Ryo ページ4
「A」
「ん？」
「Aのお膝貸ーして」
「りょうくん甘えたなの？」
「今日は甘えたい気分なの」
「今日はっていうかだいたい一日に1回はある気がするよ？笑」
「はーいうるさいでーす」
そういいながら座っている私の足の上に、りょうくんは自分の頭を乗せる。
膝枕とでも言うやつ。
「Aの足って気持ちいよね」
「りょうくん変態だね」
「そういうんじゃないじゃんかー……もう……」
ちょっとからかうと不貞腐れながらも私のお腹に手を回してギュッてしてくるりょうくん可愛すぎんか。
「……A好き」
「突然だね」
「Aは俺の事好き？」
そう言って抱きついたまま見上げてくるりょうくん。
「何を今更……」
「聞きたいの！Aもちゃんと言って！」
「もー……好きだよ」
「ふふ、ありがとう」
……この笑顔。
甘えてる時にしか見せない、いつもの大人っぽい笑顔じゃない、無邪気な笑顔。
この笑顔がたまらなく好き。
「りょうくん好き」
改めて、ちゃんと言ってみる。
と、りょうくんの顔はもっと嬉しそうな顔。
「……ふふ」
「……」
「ふふふ」
「……りょうくんキモいよ」
「キモくてもいいもーん。嬉しいんだもーん」
「わかったわかった」
「ねぇ、A」
「んー？」
「チューしたい」
「……急だね」
さっきまで膝枕で寝てたくせに、いつの間にか起き上がってこっちを見てる。
「ね、いい？」
「だめって言ってもするでしょ？」
「よくわかったね。流石」
私の顎をそっと撫でて、こっちを向かせるりょうくんの顔は、もう無邪気な顔から大人っぽい顔に変わっていた。
そして、ちゅ、と音が鳴って、軽く唇を重ねられる。
それで終わりかと思ったら、何度も何度も角度を変えられ、口付けられる。
どんどん深く、深く
どさ、と押し倒される。
「……A、俺もう限界」
「……ん……いいよ」
夜はまだ、始まったばかり。
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ななみ(プロフ) - ﾊﾙｶさん» コメントありがとうございます！消してはいないですが、R 指定のため設定で見れるようにしないと多分見れないと思います(･･;) (2020年5月8日 10時) (
レス) id: 6e0b0f72a4 (このIDを非表示/違反報告)
ﾊﾙｶ(プロフ) - いつも楽しく拝見させてもらっています。すみません、愛し尽くして の小説は消してしまいましたか？調べても出てこなくて…すみません。 (2020年5月4日 6時) (レス) id: 7c1a42ee5f (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - Mrs.ぱんぷきんさん» リクエストありがとうございます！かしこまりました！てつやさんのお話書かせていただきます！ (2019年9月11日 22時) (レス) id: eb78b3d28f (このIDを非表示/違反報告)
Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてます！リクエストなのですが、てつやさんと年下女の子、てつやさんとリスナーなどなど…てつやさんのお話が見たいです！よろしくおねがいします！！ (2019年9月11日 17時) (レス) id: 534e341e06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななみ | 作成日時：2019年6月1日 23時
