限りなき永遠の愛 (ページ22)

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子どもの記憶と大人の記憶ページ22

(としみつside.)

と「おじゃましまーす。」
A 「適当に座ってて。」

そう言ってキッチンへ消えていった。
俺はリビングのソファに座って待つことにした。

ふとテレビ台のとこを見ると、
東海オンエアの写真に高校時代仲が良かった女子たちの写真、
そして小学生の時俺の家族とAの家族で旅行に行った時に撮った2人の写真が
飾ってあることに気がついた。

A 「お待たせ。コーヒーでよかった？」

と「おう、ありがとう。テレビ台にある、あの旅行の写真懐かしい。」

A 「あ！気がついた～？この前実家帰った時に見つけて、飾っちゃった。
大阪行ってさ、USJ行ったり道頓堀で沢山食べたり楽しかったよね～。」

と「また家族旅行とかしたいな。」

A 「次はさ！海外とかどう？」

と「めっちゃいい！今度は俺らが連れてってあげようぜ。」

お互いコーヒーをすすって、一息ついていると

A 「なんか引き止めちゃってごめんね？もうちょっと一緒にいたいな～って思っちゃったりして。」

と「・・あぁ、全然いいよ。なぁ、A。」

一緒にいたいって少しは期待してもいいのかな。
頭を撫でぐいっとAの顎を持ち上げ

A 「としみつ？私としみつに話したいことが・・・」

Aに優しく口づけした。
そしてだんだんと深い口づけになり、服の中に手を入れた。

A 「はぁっ・・としみつ・・やめてよっ・・もうこういうのはやめよってあの時なったじゃん。」

Aは服の中入れていた俺の手を出して離れた。
そう、俺らは誰にも言っていないけど大学生の時に身体の関係を持った。
お互い大学は別だったけど、ご飯行ったりはたまにしててその時酒の勢いでホテルに行ったことがあった。

ーー大学１年生冬ーー

A 「としみつ？私としみつが一番好きだよ。だからいいよ？」

と「A・・・俺もう我慢できねぇわ。」

そこからは何度か、お互い彼女彼氏がいてもその関係が続いていて、
でも東海オンエアとして活動することになってからはメンバーだしやめようってなった。

と「・・・そうだったな。ごめん、俺、つい。・・・話したい事って？」

改めて、彼女の話を聞く体勢に戻った。