第39話【神無月 瀬里】【神無月 九流斗】 ページ40
.
「わぁぁ、血まみれじゃないですか大丈夫ですかぁ?......ふふ、えぇ」
わざわざその格好で来る意味が分かりませんねえぇ___と微笑む。
そして保健室から勝手に包帯を取ると、手、首、足に巻き付ける。
そして巻き終わるとすたすたと出入口に向かった。
「ここの保健室は役に立たないのですね了解しましたぁ...。
......どうしたんです?包帯、巻かないんですか?きみ」
そういうのが好きな方は隠したいと思うのが"普通"ですけどねぇ。
「ふふふ......隠さないとドン引きされますよ?気持ち悪いって言われちゃいますよ?
――――愛されないなんて、つまらないでしょ?」
***
「エレア先生?......どうされました?」
名簿をそんなに見つめて。
名簿をじっと見つめる彼女に、後ろから声をかけたのは九流斗だ。
エレア・ヘラスティーンは「oh!」と。
「Mr.九流斗!おはようございます!」
「おはようございます。...して、何を?」
「Please listen to me!実は新しい生徒の名前を覚えたのですが、更に覚えたいと思いまして!」
熱心ですね、と笑う。
そして彼も名簿をじっと見つめた。
「名前...ね。私の能力も名前に関することなのでね、少し生徒の名前には興味深いです」
9人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
透明少女(プロフ) - 森のくまさんさん» 繋げてくれてありがとうございます! (2017年6月18日 2時) (レス) id: f62ecde1c9 (このIDを非表示/違反報告)
森のくまさん(プロフ) - 透明少女さん» りょーかいです。私は続編の方トップで描かせていただきました! (2017年6月18日 2時) (レス) id: e6afc3116a (このIDを非表示/違反報告)
透明少女(プロフ) - 訂正終わりました! (2017年6月18日 1時) (レス) id: f62ecde1c9 (このIDを非表示/違反報告)
透明少女(プロフ) - 後、自分の話見直して少し違和感あったので訂正させてもらいます! (2017年6月18日 1時) (レス) id: f62ecde1c9 (このIDを非表示/違反報告)
透明少女(プロフ) - *蝶葉*さん» 今度から気を付けます…。 (2017年6月18日 1時) (レス) id: f62ecde1c9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ