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問題は尽きない ページ6
「げ」
教室に入って気づいた。
「あ、華子ちゃん」
可愛いオーラ全開で私の名前を呼ぶそいつのせいで周囲の視線が一気に私に刺さった。どうしてくれるんじゃ。
「あ、やべぇ好み」
「綺麗系女子キター!」
「双葉ちゃん可愛いであの子綺麗とかこのクラス最高」
「今時はなこなんて名前のやついるんだ」
最後のやつに激しく同意。
なんだか皆さま新学期から順風満帆のようで。幸せになってくれ勝手に。
女子からの反応は。
「双葉ちゃんが言ってたのあの子ー? 確かに美人だね」
「可愛いの双葉ちゃんと綺麗の魁さんか……」
「美人なことを鼻にかけてないのが逆にむかつく」
だったらどうしろと。
高校も前途多難だなぁ。舞とクラス一緒とかまじ面倒くさい。舞、既にクラスの何人か味方につけてるし。
出席番号順で席が遠いのが救いかな。
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作者名:瑠色 | 作成日時:2019年5月15日 23時