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それが目的だったのかよ! ページ19

このスーパーは広い。なるほど、猫の手も借りたくなるような広さだ。ショッピングモールほどではないが、それに準ずる広さがある。
私はあちこちのコーナーで陳列を行っていくうちに、大体何がどこにあるのかわかってきた。これは大きい。
大きいお店あるあるだが、何がどこにあるかわからないとなったとき、やはり頼るのは店員だ。譬、それが入りたてほやほやのバイトであっても変わらない。客からすれば、知ったこっちゃないのだ。
だから、新人でも、ちゃんと商品の場所は覚えておくべきだ。先輩に頼る手もあるが、あまりすぐに頼るとだらしなく感じる。
……などと考えていると。
「すみません、店員さん」
早速きた。
「はい、なんでしょうか」
「砂糖のコーナーはどこでしょうか?」
「こちらで──って三條!?」
爽やか笑顔の三條が買い物かごぶら下げていた。
「ふふ、魁さんに案内してもらえるなんて嬉しいなぁ」
これが目的だったのかよ!

玉砂糖→←把握されてる?



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設定タグ:トイレの神様 , 神様嫌い系女子 , コメディ   
作品ジャンル:ギャグ, オリジナル作品
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作者名:瑠色 | 作成日時:2019年5月15日 23時

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