中学生 ページ17
学区が同じなので、残念ながら、舞とはまた同じ学校になった中学。残念ながらと言いつつ、歯牙にもかけないけどね!
市内あちこちの小学校から進学してきた子がいるので、知らない顔もちらりほらり。
そうして、舞とは何の因果か同じクラスになり、いがいがしている様子を障らぬ神のように見過ごされる中、私はそいつと出会った。
掃除中のことだ。舞と同じ当番になった。
そこで舞が行動に出た。
掃除は床拭きだ。
舞が水をバケツに汲んでくる。そう決まった時点で、嫌な予感がした。
案の定。
「あっ」
わざとらしくこけた舞がバケツの中身をぶちまける。水はかがんで待っていた私の頭に狙いを澄ましたようにかかった。
もちろん結果は言わずものがな。
ごめーん、という舞だが、私にはわかる。心は全くこもっていない。
そんな私にふぁさりとかかるタオル。
え?
顔を上げると、イケメンがいた。
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瑠色(プロフ) - 浅野月愛さん» 応援、ありがとうございます。前の作品のように重めな設定はあまりないので、気楽に読んでいただければ (2019年5月11日 1時) (携帯から) (レス) id: 04ea405d06 (このIDを非表示/違反報告)
浅野月愛(プロフ) - 新作おめでとうございます!そしてありがとうございます!文才がすごくてどんどん引き込まれていきます!!更新頑張ってください (2019年5月10日 23時) (レス) id: e6ca85b3e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑠色 | 作成日時:2019年5月10日 18時