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約束の木曜日。
それはもうずっとそわそわしてた



20時までまだ15分はあるけど
準備は全部終わってて、ソファに正座して
目の前のテーブルに携帯を置いてただぼーっとしてた



もし、今日一緒に出かけたことで
健くんと二人になったことで

あの時の気持ちが蘇ってきたらどうしよう
そしたら、龍友くんへの感情はなんだったんだろう

やっぱり違うものだったのかな
でもそしたらそれはなんていう感情なんだろう?



頭はそんなことばっか考えてて
じっとしてるのも嫌になってきた頃

めずらしく通知音をオンにしてた携帯が鳴った。



「もしもし」

健二郎『Aー?もう外出れる?』

「ばっちりだよ」

健二郎『ふふ。笑 じゃあ下降りてきて』

「うんっ」






エントランスを出ると、1台車が止まってて
その前に健くんが立ってた



「これ、健くんの車?」

健二郎「そやでー」



はい、お嬢様
って助手席の扉を開けてくれる健くん



「なにそれ、恥ずかしいよ」

健二郎「いいからはよ、乗って」

「…おじゃまします」

健二郎「ん。」





私が乗ると、扉を閉めて
運転席に乗り込む健くん




健二郎「こないだ、釣りの帰りに海沿いに見つけたカフェでさ。ディナーも出来るし女の子好きそうやったから、A連れてきたいなぁって思って」


車を走り出しながら、嬉しそうに言う健くんの横顔
運転する健くん、すごくかっこいい。



「そんなこと言ってくれたの、初めて」

健二郎「そうやった?でも俺さ、どこに行っても自分が気に入ったところはAを連れていきたいなっていつも思ってた。」

「へ?」

健二郎「俺が気に入ったとこやったら、Aも気に入ってくれるやろ?」

「…そう、かもしれない」




それ、
少し前に私が欲しがった言葉だよ、健くん。




20分くらいかな。
しばらく他愛のない話で笑っていると、
海沿いの道路になってて
ある場所で車を減速し始めた。



健二郎「ここ。外見からして可愛ない?」

「可愛い…お洒落。健くんには似合わないね…」

健二郎「うるさいわ。笑」



海を背に、木造の二階建て。
お洒落な形の窓から零れる明かりが、
更にお洒落に魅せてる

もう少し明るい時に来たら、もっとその外観が分かるんだろうな

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設定タグ:GENERATIONS , 数原龍友 , 三代目JSoulBrothers   
作品ジャンル:恋愛
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まるげりーた(プロフ) - すぬーさん» ありがとうございます!!頑張ります(*^^*) (2018年6月18日 13時) (レス) id: 7dbdbb8604 (このIDを非表示/違反報告)
まるげりーた(プロフ) - さやさん» え、そうなんですね…(´・_・`)そういうの疎くて…でも、小説なのでストーリーに加えたかったりするんです(;_;)これからもよろしくお願いします!! (2018年6月18日 13時) (レス) id: 7dbdbb8604 (このIDを非表示/違反報告)
まるげりーた(プロフ) - シーザーさん» わーー嬉しいです!ありがとうございます!!これからもよろしくお願いします(><) (2018年6月18日 13時) (レス) id: 7dbdbb8604 (このIDを非表示/違反報告)
すぬー(プロフ) - 更新楽しみにしています! (2018年6月18日 0時) (レス) id: 266e933d15 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - ここ最近ニュースで取り上げられてるテーマだけど小説ならアリかな(^^;)これからの展開が楽しみです(^ ^) (2018年6月15日 15時) (レス) id: 9e18d492f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まるげりーた | 作成日時:2018年6月7日 3時

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