100日記念日デート1 ページ17
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デート当日。
待ち合わせまで随分時間があるのに、私は鏡の前でそわそわ。
正装とまではいかないまでも、そこそこちゃんとした、大人っぽいワンピース。
膝はギリギリ隠れるくらい。
夏のワンピでちゃんとしたのは、これしかないから、仕方ないよね。
ドレスコードが心配で、鏡越しのセルカをオッパに送った。
『こんな格好で大丈夫？』
返事は
『大丈夫だけど大丈夫じゃない』
んーと、意味わかんないよおっぱw
髪も頑張って自分で上げた。
おっぱは私の首が好きみたいだから、サービス////
突然インターホンが鳴って、
出てみたらおっぱだったからビックリした。
お部屋に入ってもらう。
「おっぱ、どうしたの？待ち合わせは駅でしょ？」
KH「…やばい」
来るなり見つめられてる。
それは私も同じで。
いつものビジネススーツとはちょっと違うスーツと明るいネクタイ。
髪、自分でやったのかな？
いつもと違う。
「おっぱ…王子様みたい…」
薄い唇が弧を描いて、おっぱが私を抱きしめようとする。
「ダメ、メイクがついちゃうよ」
腕を突っ張ると、くるりと向きを変えられて、バックハグされた。
KH「Aかわいすぎ」
後ろから覆い被さって、私の首筋にキスを落とす。
KH「セルカ見たら、Aを誰にも見せたくない、って思った」
押し当てられたところからピリピリと電気みたいなのが走る。
KH「出かけるのやめて、ここでもっといいこと、しない？」
え…？
「あ、あの… 」
本気？
からかってるの？
こんなの想定外。
返事ができない。
KH「無理、ダメ、って言わないの？(笑)」
私の首におっぱの息がかかって、くすぐったいのに離れて欲しくはなくて、クラクラする…。
おっぱが私の腰に回してる両腕に、私も手を添える。
「言わないよ。もう。」
おっぱがビクッと顔を上げた。
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作者名：セナセナ | 作成日時：2019年5月13日 14時
