狗巻棘と作るカンタンおにぎりクッキング

･･･ ページ16

･



『ほら！すじこおにぎりの完成ですよ！！』


｢すじこすじこ｣



｢｢……。｣｣



自分のことをディスったやつのおにぎりなんか食いたくねぇと思う二人だった。



ぐぅぅうぅぅう



夏油 ｢悟、お腹が空いてるなら食べてこいよ｣


五条 ｢はぁ？うるせっ別に減って…ｱｯｸﾞｯｳｱｯ｣




文句ばかり言う五条の口にAはおにぎりを詰め込んだ。



『美味しいでしょ？』


｢…っまぁそれなりに｣


｢ふーん。なら私も頂こうか。｣







━━━━━━━━━━━━━━━



｢とても美味しいおにぎりだったね。材料少なかったけど。｣


『それ過去に行っても言われるんですね…とほほぉ』


｢なぁ。教師の俺にこう伝えておけ。｣


『ん？？ひぃあっ｣



五条は腰を下ろし、Aの耳に口を近付けた。

その様子を見る狗巻は少し機嫌が悪そう。




｢……自分で作った夢女子くらい大事にしろ｣


『ソコカヨ』


『五条の女達聞いたー？これがあーなるんですよー』


｢どこを向いて喋っているんだい？｣


｢…おかか｣







━━━━━━━━━━━━━━━



後日───。





｢えぇー？別に大事にしてるよぉ？｣


『高専の五条悟の方がまだまともですね』


｢なんでフルネーム？あっそうだ！またおにぎり食べさせてよっ♡｣


｢おかかおかか！！｣


｢えぇ？なんでぇ？？｣









｢次回、最終回めんたいこ｣



『まて。棘普通に喋ってるぅ。』

めんたいこ→←すじこ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す