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怖い夢を見た
多分、世界で一番怖い夢
あまりの怖さに飛び起きると、見慣れた自分の部屋がそこにあった。
仕事から帰って、このソファーで明日の仕事の準備して・・・
いつの間にか寝てしまったらしい
ため息をつきながらソファーに深く、体をあずけた。
どんな夢だったのか、起きたとたんに忘れてしまった
だけど、どれだけ怖かったかは覚えている
考えただけで泣きたくなるくらい、怖くていやな夢
どうして、だろう
まるで暗闇の中一人で閉じ込められたような孤独感
まるで大切なものが遠く離れてしまったような寂しさ
その全てが今、この胸を満たしていくーー
智「翔、君・・・」
なぜだか今、翔君に会いたくてたまらない
この胸が張り裂けてしまいそうな悲しみを
どうすることも出来なくて
『どうしても笑えない時は俺を呼んでよ』
不意に浮かんだ、翔君の言葉。
すると、無意識のうちにケータイをつかんでいた。
繰り返されるコール音を聞きながら
翔君に何を言うの？と何度も自分に問いかけた。
その問いに答えが出る前にコール音は途切れた。
翔「ーーもしもし、智君？」
ずっと聞きたかった声。
その声が聞こえただけで、ひどく安心してる自分がいる。
翔「どうしたの？」
翔君の後ろから何人もの人の声が聞こえる。
そういえば今日飲みって言ってたっけ
翔「ん？聞こえてる？」
智「−−・・・」
何か、言いたかった
でも何も、言えなかった
何を言葉にすれば良いのか分からなかった
それにどんな言葉を使っても
俺が翔君の声を聞きたかった理由は伝わらないと思った
・・・だって俺自身、よく分からないんだから
翔「智君・・・？」
最後に翔君が俺の名前を呼んだのを聞き、黙って電話を切った。
ひどい疲労感を感じて、再びソファーに横になり
そのままゆっくり目を閉じた。
ーーピンポーン
智「ん・・・」
来客を知らせる音で目が覚めた。
どのくらい長く眠ったんだろう
ぼんやりとそんな事を考えながら玄関へ向かう。
来客の姿を確認するため、モニターを見る。
智「えーー」
一瞬、頭の中が真っ白になった。
そして慌てて玄関の扉を開ける。
智「翔、君・・・？」
翔君の姿がそこにあった。
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快蕪.(プロフ) - 二人の優しさが凄く伝わってくる内容でした.これからも応援しています. (2012年10月13日 21時) (
レス) id: 72db4d5796 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - どうも、はじめまして!!!小説読ましてもらいました(*^-^*)すっごく感動しました(T_T)�濂垢�い気持ちになりました(〇^∇^〇) (2012年3月20日 22時) (携帯から) (レス) id: b2c0513b38 (このIDを非表示/違反報告)
桜羽 - 天然ですかー☆
めちゃくちゃ楽しみにしてます(^∀^)ノ頑張ってください！！ (2011年7月30日 21時) (携帯から) (レス) id: 61b7235934 (このIDを非表示/違反報告)
ミンチ - 最初から読んでました！面白かったです！次は、山の学園系がいいです！ (2011年7月30日 12時) (携帯から) (レス) id: 86c6fc2e7b (このIDを非表示/違反報告)
さくRed - 涙が、ヤバいです。すごく感動しました。つぎは櫻宮か山がいいです。 (2011年7月30日 0時) (携帯から) (レス) id: 3baf3a8b9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青 | 作成日時：2011年7月2日 11時
