放電7 ページ8
「さて、ここかな」
みんなと別れてから約一時間、俺は上から与えられた任務を遂行する為に一級呪霊が出るという廃ビルに来ていた。
呪術師も強くなるとだんだんブラックになってくよなと思いながら廃ビルの中に入っていく。
今回は一級、しかも俺が任務にあたるということで補助監督は着いていない。
「早めに終わらせて他の任務に行かなきゃだからさ早く終わらせなきゃなんだよね。雑魚に構ってる暇ないの。俺忙しいから。」
コツコツと自分の足音と声が響く。独り言だと思ってるかもしれないけど結構大きな声で喋ってたりする。何故かと言うと呪霊を煽って気配を漏らせるため。
ある部屋の一角を通り掛かった時、強い呪霊の気配を感じた。
「あ、いたいた。さて、終わらせようか。」
「お…にごっこッ！しましっょぅうううう！」
呪霊と目が合う。自分の右手を銃のように構える。
呪霊がこちらへと近づいてくるが俺は術式を発動しない。
こんな行動とってるからここに俺の術式を知らない奴がいたら危ないとか言うんだろうな。
「あ、近づかない方がいいよ。近づく程これ、威力増すから。まぁもう遅いけど。」
パチッ
いい感じに呪霊が近づいた瞬間音が鳴った。
その音と共に俺の指から一筋の光とその光に交じった呪力が放たれた。
「〜ッ！オニ〜ッ！ごっこぉぉぉぉ！」
「雑魚なんだからさっさとくたばれ。一級呪霊。」
俺の言葉とともに呪霊は消えていった。
一級の下のくらいの呪霊はこんなものだ。まぁ強くは無い。俺は服に着いた埃を払って次の現場へと向かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 966人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
モブbot(プロフ) - とても面白かったです！主さんが消すというのであればしょうがないですね。こちらこそ読ませていただきありがとうございました！ (2021年3月30日 22時) (
レス) id: f2d486da6e (このIDを非表示/違反報告)
ルイ - 初コメ失礼します!面白いです!更新頑張ってください! (2021年3月29日 1時) (レス) id: d5b7ff9b70 (このIDを非表示/違反報告)
kaname(プロフ) - 面白すぎて一気に読んじゃいました！！更新楽しみにしてます！ (2021年3月11日 18時) (レス) id: 7565f8d7cb (このIDを非表示/違反報告)
ﾄｸﾆﾍﾞﾂﾆﾅﾆﾓﾅｲﾖ(プロフ) - 猫築かなめさん» コメント、ありがとうございます。ただいま戻って参りました!!!これからもよろしくお願い致します!!! (2021年3月8日 23時) (レス) id: c3f5308968 (このIDを非表示/違反報告)
猫築かなめ - 面白いです！更新停止が解けるまで待ってます (2021年2月28日 1時) (レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：めーちゃ！ x他1人 | 作成日時：2020年12月14日 17時
