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この前の出来事から5日間。
沖田さんが退院して来る日だ。
あれから一度も病院へ行かなかった。
考えるだけで胸が熱くなって、顔を合わせる自信がなかった。
副長に聞いた話だが、お嬢様の件はなんとか引いてもらえたそうだ。
争いごとにならなくて済んだみたい。
「…………外に出よう」
もうすぐ沖田さんが帰ってくる時間帯。
なぜか避けるように外へぶらぶらしに行った。
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「銀さん……」
銀時「お、Aちゃーん。沖田くんとはどうなの?」
町中を歩いていると銀さんに出会った。
いきなりズバッと言われて驚いた。
5日間前のことを話すのに近くの甘味処へ寄った。
「これって…………お付き合いしてるってことでしょうか?」
銀時「逆にそれ以外あんのかよ。つーか、沖田くん付き合えって言っちゃってるし、良いんじゃないの?」
別に疑ってるわけはない。
ただ、本当に………そう思ってくれてるのか不安で。
銀さんはパフェを食べると再び視線を向けてきた。
銀時「ま、Aだから、お願いすれば”愛してる”の一言くらい頂戴出来ると思うぜ」
銀さんの発した言葉が
好きのゲージを超えた言葉であって、私には恥ずかしすぎて無理だと思った。
「銀さん何言って……!!!!」
あまりにも衝撃的すぎて
顔が赤くなるのを感じた。
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屑子.*(プロフ) - 美桜さん» 感想、ありがとうございます!!!ついに……!!!ついに……です^^ 最後までつき合って貰えると嬉しいです!!よろしくお願いします。 (2018年3月16日 22時) (レス) id: ca98ca06e9 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - わああぁっ! ついに…!付き合う感じですか!!? 37ページの、沖田の言葉に対するの主人公ちゃんの反応が可愛いかったです 笑 (2018年3月16日 3時) (レス) id: 75558905fc (このIDを非表示/違反報告)
屑子.*(プロフ) - ウルフさん» コメント、ありがとうございます!ツンデレ目指していたのでそう言って頂けて嬉しいです……! (2018年2月25日 19時) (レス) id: ca98ca06e9 (このIDを非表示/違反報告)
ウルフ - 沖田君ツンデレ (2018年2月25日 18時) (レス) id: 9d08ff4e0d (このIDを非表示/違反報告)
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