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沖田「あいつを連れてくんなよ」
「はい……」
事情は分からないが声色で聞いてはいけないとさとった。
「今日、調子悪かったんですか?斬られるなんて、らしくないですよ」
沖田「本当でィ。……だせー」
「ご無事でなによりですよ!」
うつむく沖田さんに必死になる。
なんとか元気出してもらおうと要望を聞くが、何もいらねえと言われてしまった。
「私が話し相手ってつまらないと思いますが……!!」
沖田「いじりがいがあって良いでさァ」
わあ………と思わず声が出た。
先が思いやられるなあ………と思い、苦笑い。
何気ない会話を一日中したのであった。
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「では、そろそろ帰りますね!」
日が沈み始め、暗くなって来たので帰る準備をした。
沖田「迷子にならないでくだせぇよ?」
「ご心配なく」
”ザキでも呼べ”と言われたが、子供じゃないので大丈夫と通しきった。
病室の扉を閉めて、ながーい廊下を歩き始めた。
外に出ると少し肌寒い。
目の前を見ると真選組の車が止まっていた。
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屑子.*(プロフ) - 美桜さん» 感想、ありがとうございます!!!ついに……!!!ついに……です^^ 最後までつき合って貰えると嬉しいです!!よろしくお願いします。 (2018年3月16日 22時) (レス) id: ca98ca06e9 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - わああぁっ! ついに…!付き合う感じですか!!? 37ページの、沖田の言葉に対するの主人公ちゃんの反応が可愛いかったです 笑 (2018年3月16日 3時) (レス) id: 75558905fc (このIDを非表示/違反報告)
屑子.*(プロフ) - ウルフさん» コメント、ありがとうございます!ツンデレ目指していたのでそう言って頂けて嬉しいです……! (2018年2月25日 19時) (レス) id: ca98ca06e9 (このIDを非表示/違反報告)
ウルフ - 沖田君ツンデレ (2018年2月25日 18時) (レス) id: 9d08ff4e0d (このIDを非表示/違反報告)
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