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「約束と違う……………手は出さないって言ったよね。未成年になにしてんの。」
春華「あんたのせいじゃない?あの子あんたのこと好きみたいじゃん。ちゃんと引き止めとかなきゃ。あ、その金もういいよ。さっさと帰ったら?」
私は怒りまかせに思いっきり春華の頬を叩いた。
巻き込みたくないから告白断って、好きって言わないでいたのに。
「さようなら」
今にも溢れ出しそうな涙をこらえて、屯所まで走る。
あんな素直で良い子でかっこいい子になんてことさせてんだ私。
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屯所を探し回るも沖田くんの姿はない。
「近藤さんっっっ…………」
局長の部屋に駆け込むと土方さんもいた。
息を切らして、沖田くんの居場所を聞く。
土方「お前落ち着け、どうしたんだよ」
2人とも困った顔をしている。
半年前のことなんですが……と途切れ途切れに言うと近藤さんはうなずいた。
近藤「Aちゃんが自分を責めることはないよ。」
「………………っ」
涙が頬を伝う。
そのまま床に座り、
土方さんに背中を擦られる。
「ミツバさんに……………申し訳ないです……………私…………」
土方「あいつがお前のために行動したんだ。総悟に恩でも返してやれ」
それだけで良いと言われた。
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ゆな - 完結おめでとうございます!読んだとき涙と笑いが止まりませんでした。新作の小説でも頑張ってください。応援しています。 (2018年7月28日 10時) (レス) id: daf7af853c (このIDを非表示/違反報告)
沖屑.*(プロフ) - よしなさん» ありがとうございます!!更新ゆっくりですが楽しみにして頂けるとはとても嬉しいです。 (2018年1月9日 0時) (レス) id: ca98ca06e9 (このIDを非表示/違反報告)
よしな - とっても面白いですね!これからも頑張って下さい!更新楽しみにしております! (2018年1月8日 12時) (レス) id: 8444393bfc (このIDを非表示/違反報告)
沖屑.*(プロフ) - 彩華さん» コメント、ありがとうございます!!更新ゆっくりですがよろしくお願いします。 (2018年1月7日 23時) (レス) id: ca98ca06e9 (このIDを非表示/違反報告)
彩華 - 嫉妬とか最高です。これからも頑張ってくだい (2018年1月7日 15時) (レス) id: 0926ad25c9 (このIDを非表示/違反報告)
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