【銀魂】甘 え た い 【沖田総悟】

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沖田くんのもとへ帰ると、汚れた着物に驚いていた。




沖田「どうしたんですかィ」



「お掃除手伝っていたら汚しちゃって、、

ごめんない買ってもらった簪も折れてしまいました。」





頭を下げると、"新しいの買えば良い"って言ってくれて、もう気持ちだけで十分なのだが優しいな…。



その日は寝泊まりして、次の日にはそそくさとその街を出ていった。




春華の見送る際の満面の笑みが脳裏に焼き付いた。





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屯所に帰ってきた。

妙に気まずい空気の中、沖田くんに部屋へと呼ばれたので着物から着替えて部屋にお邪魔させてもらった。






沖田「A、あの女と何があったか話してくれやせんか？」





沖田くんの言葉に私はうつむいた。

まさか聞かれた？それか私の態度で感づかれた？


ここで言い逃れする方法を頭を使って精一杯考えた。




「特にないですよ」



沖田「俺頼りないですか」



「そんなことは……!!」




"土方さんとは何でも話すのに俺には話してくれない"


"土方さんがうざいくらい死んでほしいくらい羨ましい"



沖田くんの機嫌が悪い声色になってしまった。

どれも土方さんばかり。


私も何か言わないといけないと思って、口を開いたが沖田くんが小さな声で何か言った。









沖田「…………………………好きなんです」









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