床下の古井戸 (ページ9)

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2019年11月24日の書き込み⑤ ページ9

　
597.よもぎ:2019/11/24(日)1:32
ありがとうございます。
548を書き込んだ後、私は自室を出て居間へ向かいました。明かりを持って行かなかったので自室の外は暗く、正直とても怖かったです。
自分の家だというのに、怖いと思うのはおかしいですね。
この季節にこの時間。上着を羽織っていても寒く、身震いしたのを覚えています。
5分程経った頃でしょうか、居間の前へ辿り着きました。
いざ目的の場所に着くと、どうにも緊張してしまいます。深呼吸をして、ドアノブを回そうとした時でした。
音がしたのです。
1時頃に聞いたいつもの物音とは違う、何かが這いずるような音が。
いつも聞こえる音は、重い物が落ちたような、ゴトンという音なのです。
ズルズルと這いずるような音は、今まで一度も聞いたことがありませんでした。
その時点で、いつもと何かが違うと確信しました。
ドアを開けてはいけない。
この先を、見てはいけない。
頭ではそう思っていても、やはり好奇心には抗えませんでした。
意を決してドアノブを回しました。
その時です。
「そっち、行っちゃだめ」と背後から声をかけられました。
恐る恐る振り向くと、そこにはとっくに寝ているはずの甥がいたのです。
昼間とは違う雰囲気に、背筋が凍りました。
そっち、行っちゃだめ。
甥は同じ言葉を繰り返しました。
夜遅くにどうしたのかと聞いても答えず、同じ言葉しか口に出しません。
首を縦に振ると、甥は寝室代わりである姉の部屋に戻って行きました。
それから居間を覗く気にもなれず、自室に戻りここに書き込んで今に至ります。
皆さんの期待に沿えず、すみません。

　
598.名無しさん:2019/11/24(日)1:34
〉597 いやこっっっわ甥こっっっわ

　
599.名無しさん:2019/11/24(日)1:34
甥っ子は何を知ってるんだ……それとも何か視えてるのか……？
　

600.名無しさん:2019/11/24(日)1:35
〉599 それは戻っても仕方ない……というか戻るしかないな……俺だって戻る

　
601.名無しさん:2019/11/24(日)1:35
〉599 ズルズル引きずる音とか絶対いいモノじゃないでしょ……