青色の海と水色のソラ

#11 ページ13

Aside


ねえ、りょうくん。


私へのアンチが多い時に、いつも助けてくれたよね。


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「りょうくん…私のアンチ多い……」


「もう辛い……死にたい。」


私は、アンチのせいで、極限まで追い詰められていた。


今にも張り裂けそうで。


り「大丈夫。俺は、Aが死んだら、耐えられないんだ。メンバーだってそう。」


り「アンチが追い詰めてきても、絶対に俺が守るよ。だから、死ぬな。」


最後の『死ぬな』という言葉が、心にぐっときた。


「うん。頑張る。頑張ったら、きっといいことあるよね。」


り「うん、あるよ。きっとね。」


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りょうくん。私達が友達になって、恋人同士になるの、難しいのはわかってるよ。


距離は、遠くなったけど………


やっぱり一緒にいたい。


りょうくん。私は、あなたのことが好きです。


そう言うだけなのに。


言えない。


拒否されたら、と思ってしまって。


こんなに大好きで、一緒にいたいと思っているのに。


『好きだよ』と言うこともできない。


そんな私が虚しくなった。


ねえ、りょうくん。


こんな私でも、


りょうくんは振り向いてくれる……？

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