☆ ８１ ☆ ページ34
美鈴ｓｉｄｅ
休日の午後。
優弥と、通い慣れてる少し離れた大きな公園へ。
優弥「ママ、遊んできていい？」
「いいけど、気をつけて遊んでね」
そう声かけして、いつものベンチに座って見守る
しばらくして、
Prrrr･･･
着信音がなり、画面には、柚希の名前が表示あり
午前中、連絡をくれたのに･･･
急用かな？と思いながら、
遊んでる優弥を気にかけながら出てみる
「もしもし、」
柚希「あ、美鈴？まだ公園にいる？」
「いるけど、どうかした？」
柚希「早めに仕事が終わったから、寄ってみようかと思って。」
「あ、そうなんだ？
けど、優弥、まだしばらく遊ぶかも」
柚希「そうかなと思って、飲料持参で来たわよ。」
目の前に、コンビニの袋を持参した柚希が登場(笑)
隣に座った柚希から、飲み物受け取る。
「あ、ありがとう。」
柚希「で、優弥は、何処で遊んでるのかな」
柚希の言葉に、遊具に視線を向けた私たち
その先には、遊んでるはずの優弥の姿はなかった･･･
「えっ!? 優弥？優弥は？」
姿が見えなくて慌てる私に、
「美鈴、そのあたり探しに行こう」
柚希に言われて、公園周辺を探してる途中、
Prrrr･･･
着信音がなり、画面には、拓人の名前が表示あり
「ごめん、今、急いでて、また後でかけ直す」
拓人「あ、ちょっと待って！」
「何？急用？」
拓人「優弥、こっちで保護してる」
「えっ？どういうこと？優弥は、無事なの？」
拓人「ああ、大丈夫だ。
話は、行きながらするから、とりあえず迎えに行く
今、どこ？」
「○○公園の前」
拓人「分かった、今から行くから待ってろ
一人で、不安だろうけど、」
「あ、柚希が一緒だから、」
拓人「なら、心強いな。」
「うん。」
拓人を待っている間、柚希と二人、落ち着かなかった
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作者名：波瀬(Ｎａｍｉｓｅ) | 作成日時：2017年9月17日 18時
