届けたい想い (ページ37)

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藤ヶ谷ｓｉｄｅ

美鈴「普段は、絶対、あんな言い方する子じゃないんだけど･･･」

柚希さんを見たまま話してる美鈴さんに、

太輔「うん、俺たちもつきあい長いから、珍しいなって思ってた。」

俺も、感じてたことを、そのまま伝えた。

美鈴「私が、キスマイのみんなと一緒だと、
　自然と、心開いて一緒にいられること気付いてるんだと思う。」

太輔「それ、すごく嬉しい(笑)」

そんな俺の言葉に、優しく微笑んでくれる美鈴さん。

美鈴「いろんな想いがあって、
　きっと、私からは、何も話せないこと分かってるから、
　キスマイのみんなと、私の距離を近づけたいって思ってくれたんだと思う。」

太輔「うん、柚希さんらしい気遣いかなって思う。」

美鈴「けど、酔った勢いで、聞かせてしまって、
　まさかのタイミングで、正直、どうしていいか分からなかった･･･」

太輔「みんな、かなり酔ってたし、寝てた人もいるからね。」

美鈴「うん、そうだったね。」

太輔「でもさ、タイミングってあると思うし･･･」

美鈴「うん、それはあるかも。」

最近の美鈴さんと俺たちは、距離が近づけてるかなって思ってて、

仕事じゃないときは、敬語もなくなって、親しく話せてるかなって感じてる。

優弥くんとの距離も、優弥くん曰く、玉と同等くらいになってるみたいだし♪

このまま、自然な形で、一緒にいられる時間が増えていけたらいいな･･･。