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美鈴ｓｉｄｅ
午前中の打ち合わせは、無事終了･･･只今、ランチ中･･･
冴子「美鈴、私、用事が入って行けなくなって、
急で悪いんだけど、午後から取材行ってくれる？」
時々、こんなこともあるので、
美鈴「あ、はい、いいですよ。」
気軽に返事をした私に、
冴子「ﾌﾌ･･･イケメンの取材だから、楽しみにしてて♪」
そう言って、意味ありげに微笑む冴子さん。
美鈴「誰ですか？」
冴子「キスマイの北山くんと藤ヶ谷くん♪」
美鈴「うわ〜ッ、私、今日、キスマイ日和りですね(笑)」
冴子「そうね(笑)」
美鈴「取材テ−マは、何ですか？」
冴子「今、年下の男の子とつきあう女性のドラマしてるじゃない？
うちの読者が共感するようなテ−マらしくて、
だから、ずばり、年の差恋愛について･･･
美鈴、年上女性の代表として頼むわよ(笑)」
美鈴「何か、自信ないんですけど･･･」
冴子「美鈴は、スタイルいいし、美人さんだし、つかみはＯＫ、大丈夫よ♪」
美鈴「何ですか、それ･･･(苦笑)」
冴子「ん？そのまんまの意味だけど？
だって男は、キレイな人に弱いでしょ？
っていうか、それは、女も一緒か？」
美鈴「私は、外見より、内面重視ですけどね･･･。」
冴子「料理上手で、性格もよくて、美鈴は、中身も素敵な女性よ。
自信もって、美鈴、よろしくね♪」
美鈴「私、しばらく恋愛してないし、女子力乏しい女ですけど･･･
それでも、大丈夫ですか？」
冴子「優司くんが亡くなって３年･･･まだ、次の恋に進めない？」
美鈴「私、基本、器用じゃないので･･･
そうですね･･･仕事と、優弥を育てることで、余裕ないかもしれないです。」
冴子「今は、そうかもしれないけど、いつか子どもは巣立つわよ。
少しずつでいいから、自分が幸せになること望んでもいいんじゃない？」
美鈴「そうですね･･･」
冴子「とりあえず、イケメンに会って、癒されてきなさい(笑)」
美鈴「はい、了解です(笑)」
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作者名：波瀬(Ｎａｍｉｓｅ) | 作成日時：2017年3月17日 23時
