☆ ２３ ☆ ページ23
美鈴ｓｉｄｅ
撮影所の受付。
拓人に気づいた優弥は、駆け寄って、笑顔で挨拶して、
テンション高いまま、撮影スタジオへ。
優弥「柚希ちゃん〜」
優弥は、柚希の姿を見つけて駆け寄って行く。
柚希「あ、優弥〜、久しぶり。」
優弥「今日は、よろしくお願いします。」
柚希「おっ、優弥、えらいね？」
美鈴「柚希、久しぶり。」
柚希「あ〜美鈴、会いたかったよ〜」
美鈴「私も〜」
抱き合ってる柚希と私を見ている優弥。
優弥「ママ、僕もハグする〜」
拓斗「おいおい、おまえら、そんなことしてる暇ないぞ。」
ｽﾀｯﾌ「北山さん、藤ヶ谷さん、入られます。」
北･藤｢｢おはようございます。宜しくお願いします。｣
拓斗「美鈴、優弥のこと、紹介するから来て」
美鈴「あ、うん。」
拓斗「北山、藤ヶ谷！」
北「あ、マネ−ジャ−、美鈴さん、おはようございます。」
藤「おはようございます。」
拓斗「２人とも、急な変更で悪かったな。」
北「大丈夫っすよ。おかげで、ゆっくりできたし。」
藤「俺も、早めに連絡もらったんで、大丈夫でした。」
拓斗「そっか。
それで、こちらが、電話で事情は話したと思うけど、
俺と柚希の高校時代の友人の美鈴の息子で、浅倉優弥くん」
美鈴「今日は、宜しくお願いします。」
優弥「浅倉優弥、５歳です。よろしくお願いします。」
北「おっ、えらいな。
俺は、北山宏光、３１歳、よろしく。」
藤「俺は、藤ヶ谷太輔、２９歳、よろしくな。」
拓斗「美鈴、おまえも、年齢、言っとくか？」
美鈴「じゃあ、改めまして、浅倉美鈴３５歳です。」
拓斗「言うのかよ。」
美鈴「えっ？あ、うん、すでに知られてるけど、流れ的に一応？」
北「美鈴さん、おもしろい。」
藤「だな。」
優弥「北山くん、藤ヶ谷くん、」
北「その呼び方、堅いな・・・
俺は、ミツ・みっくん、優弥が呼びやすいほうで呼んでくれていいよ。」
優弥「僕、みっくんがいい。」
北「ＯＫ！」
藤「じゃあ、俺は、太輔とかたいぴぃとかかな？」
優弥「たいぴぃって呼んでいい？」
藤「何、このかわいい生き物は・・・」
子ども好きの藤ヶ谷さんが、そう言って優弥を抱き上げて笑顔になる。
拓斗「お、優弥よかったな。」
優弥「うん。」
人なつっこい感じの北山さんと、子ども好きな藤ヶ谷さん･･･
優弥もすぐに親しくなって、無事撮影は終了した。
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作者名：波瀬(Ｎａｍｉｓｅ) | 作成日時：2017年3月17日 23時
