検索窓
今日:5 hit、昨日:18 hit、合計:123,028 hit

君に誓う13 ページ45

銀時は額にキスを落として、再び下降していく。

絶対に誰にも渡さない。
この温もりは自分のものだ。
独占欲。

「A…脱がすぞ」

「ん…」

大人しく腰を上げたAの足から下着を取り払う。

そこはしっとりと湿っていて、銀時は安堵の息を漏らす。

「感じてくれて嬉しいわ…」

「あ!? 銀時…何して…ッ」

足元から聞こえてくる水音。
生暖かい感触に、Aは背をしならせる。
敏感な粒を舌で刺激され、進入してきた指に内壁を刺激され。
訳の分からない感覚に、戸惑っていた。

「や、ぎ…んと……あッ」

「大丈夫だから…」

銀時の荒い吐息に感じてしまい、Aは悲鳴を上げて身体を震わせた。

口元を手の甲で拭いながらを覗き込みながら、銀時は満足げに微笑む。

絶頂を迎えた彼女は小さく痙攣しながら荒い呼吸を繰り返していた。

Aの髪結いを外すと、散らばる美しい色。

銀時は己の着流しを脱ぎ捨て、Aの下に敷いた。

「これで痛くねェだろ?」

「………ッ」

眼が合った瞬間、Aの頬に朱が刺す。

銀時が首を傾げると、彼女は小さな声で呟いた。

「銀時の身体…初めて見たから…」

「ああ…」

筋肉が綺麗についていて、引き締まった体。

甘えるように抱き締めてきた銀時の温もりに安堵していると、耳元でからかいの声。

「見惚れたか?」

「ばか」

意地になって背中に爪を立ててやると、耳元で声を殺して笑われた。

文句を言ってやろうと身を離すと、途端に襲ってくる口付けの嵐。

呼吸もままならない程激しいキスに、Aの全身から力が抜ける。

「A…本当に良い?」

「…ッ。う、うん…」

「……優しくするから」

君に誓う14→←君に誓う12



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (152 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
220人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 坂田銀時
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あつぽん(プロフ) - アルハさん» ありがとうございます!!!私としてもすごく思い入れのあるこの作品についてそういうコメントいただけるのはすごくうれしいです!これからもよろしくお願いしますね(*^_^*) (2016年12月7日 11時) (レス) id: 3134e8bca3 (このIDを非表示/違反報告)
アルハ(プロフ) - 1から読みました!話に引き込まれていって凄く面白かったです!!最高!!! (2016年12月3日 14時) (レス) id: 5e4beefb64 (このIDを非表示/違反報告)
あつぽん(プロフ) - みゅうさん» ありがとうございます!そんな風に言っていただけるなんて本当に嬉しいです。励みになります!これからも頑張りますので、どうぞ応援よろしくお願いいたします (2016年8月25日 15時) (レス) id: 3134e8bca3 (このIDを非表示/違反報告)
みゅう(プロフ) - あつぽんさんの作品は全て読ませてもらっています!どれも面白くて大好きですっ!これからも頑張って下さいq(^-^q)応援しています(*´ω`*) (2016年8月2日 19時) (レス) id: ad4e56f403 (このIDを非表示/違反報告)
あつぽん(プロフ) - 月夜さん» おおおお!総悟&神威好きに出会えるとは!!わたしも大好きなので、喜びのあまりにやにやがとまりません(笑)実は私の作品、神威が活躍するの多いんですよ(笑)これからも楽しんでいただけると嬉しいです♪ (2016年7月4日 21時) (レス) id: 3134e8bca3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あつぽん | 作成日時:2016年2月6日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。