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第72話 ページ28

気持ちの良い陽射しどれだけ歩いただろうか。

二人とも何も話さなかったが、その沈黙さえも心地よかった。


さらさらと水の流れる音が聞こえる。その川岸に二人は腰を下ろした。

「そういや、土産にと思って持ってきたんだけどよ…」

銀時は徐に懐から煎餅を取り出すと、ばりばりとかじりだした。


「辛ッ…!…辛すぎて食えねぇよコレ、マジで。」

「せっかく取り寄せたのによぉ…A食う?」


「ふっ…あははっ…旦那、汗だくじゃん…顔ヤバイよー」

「…ったく、何笑ってんだよ…。

お前も食ってみりゃ分かるから!マジ辛ェから!」


「えー…あたし全然いけるけどなー…。」


「はっ…マジかよ…」


Aは銀時の手から煎餅を受け取ると、一口かじり、それを眺めた。


「…あたし、昔から姉上と似てるから。」


自分に言い聞かせるような口調でぽつりぽつりと話す彼女。


「味覚まで似てるみたい……」

「………」

「だから、全然平気だよ。」

その横顔をじっと見つめていた銀時だったが、やっと口を開いた。

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あつぽん(プロフ) - アルハさん» ありがとうございます!!!私としてもすごく思い入れのあるこの作品についてそういうコメントいただけるのはすごくうれしいです!これからもよろしくお願いしますね(*^_^*) (2016年12月7日 11時) (レス) id: 3134e8bca3 (このIDを非表示/違反報告)
アルハ(プロフ) - 1から読みました!話に引き込まれていって凄く面白かったです!!最高!!! (2016年12月3日 14時) (レス) id: 5e4beefb64 (このIDを非表示/違反報告)
あつぽん(プロフ) - みゅうさん» ありがとうございます!そんな風に言っていただけるなんて本当に嬉しいです。励みになります!これからも頑張りますので、どうぞ応援よろしくお願いいたします (2016年8月25日 15時) (レス) id: 3134e8bca3 (このIDを非表示/違反報告)
みゅう(プロフ) - あつぽんさんの作品は全て読ませてもらっています!どれも面白くて大好きですっ!これからも頑張って下さいq(^-^q)応援しています(*´ω`*) (2016年8月2日 19時) (レス) id: ad4e56f403 (このIDを非表示/違反報告)
あつぽん(プロフ) - 月夜さん» おおおお!総悟&神威好きに出会えるとは!!わたしも大好きなので、喜びのあまりにやにやがとまりません(笑)実は私の作品、神威が活躍するの多いんですよ(笑)これからも楽しんでいただけると嬉しいです♪ (2016年7月4日 21時) (レス) id: 3134e8bca3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あつぽん | 作成日時:2016年2月6日 10時

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