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今現在０時を回っており、
こんな時間にアポなしで訪問するなんて迷惑極まりないという常識的な考えも、
この時ばかりは浮かんでこず、
躊躇なくインターフォンを押した。
しかし、
なかなか出てこない相手に焦れて、
再度インターフォンを押せば、
「はい……。」
低めの声が聞こえてき、
「にのぉ……どうしよぅ……おれ。」と、
言えば、
「翔ちゃん？！
どうしたのこんな時間に？！
ちょっと待って、今開けるから。」
と、早口でインターフォンが切れ、
なにやら部屋の中から騒がしい声が聞こえた。
そして、１分もたたないうちにドアが開き、
「翔ちゃん、とりあえず上がんな？」
と、シャツ１枚を羽織っただけのニノと、
その数秒後にニノの背後から俺を睨む小柄な男の子が現れた。
その光景に
自分が彼らの邪魔をしてしまったことは明らかで、
というよりも、
ニノに男の恋人がいることも初めて知ったんだ……。
S「ごめん、急に連絡もせずに来ちゃって……。
なんか、パニックになって……
それで……。」
なんて言い訳しつつも、
色々なことで頭がいっぱいになり、
なぜか無性に泣けてくる。
目元を擦りながら弁解しつつ、
「帰るね。」と告げ、背を向けた。
しかし、
N「そんな顔した翔ちゃんを帰せないよ。
あがって？」
と、後ろから抱きしめ、
そっと耳元で囁くニノの腕の中は温かいけど
なぜか近すぎる距離に違和感を持った。
その時に、
「ねえ、あんた誰なの。
和也から離れてよ！！」
という相手の声に、
彼の存在を思い出し、我に返る。
慌ててニノから離れようとするも、
ニノの力は思いのほか強い。
S「ニノ、離れよ？」
彼はニノの恋人なんでしょ？
と、振り返り、首を傾げつつ言うも、
「翔ちゃん、可愛い。」なんて言って
ニコニコ笑い、全く離してくる気配はない。
なのに、
急にニノの顔色が変わり、男の子の方を睨んだ。
N「お前邪魔なんだけど、空気読んで？
さっさと出てけ。
あと、馴れ馴れしく名前で呼ぶんじゃねえよ。
えっと……圭太だっけ？」
「慎吾だよ！！くそっ！！ふざけんじゃねえぞ。」
と、悪態を吐くと
そのまま足早に立ち去って行った。
その光景を呆然と見る俺の手を引いたニノに成されるがまま着いていけば、
S「えっと……ここに座っていいの？」
ベッドに座るように促された。
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mki0823(プロフ) - ずっーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーと読ませていただいてました！！！！お別れだなんて寂しいです(号泣)ですがきっとゆきさんが戻ってきてくださるのを信じています！！！ありがとうございました！！ (2017年10月10日 1時) (
レス) id: 554f8d0240 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 日向子さん» はじめまして。私も寂しくなります…。ふらーっと帰って来た時は、またよろしくお願いします！！ (2017年9月13日 0時) (レス) id: 1fa5ea7430 (このIDを非表示/違反報告)
日向子(プロフ) - はじめまして！シリーズ1からずっーーーっと読ませてもらっていました…！ゆきさんの作品が読めなくなるのは寂しいですが、また戻ってきた時を楽しみにしています！！！ (2017年9月13日 0時) (レス) id: 389ef11d9c (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - とのさん» お久しぶりです。私にとっても本当に楽しい場所でした。きっと戻ってまいりますので、戻ってきた時はよろしくお願いします。 (2017年9月11日 23時) (レス) id: 1fa5ea7430 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - つみきさん» 初めまして、コメントありがとうございます！！私自身もとても寂しいです、本当に……。また戻ってきた際はよろしくお願いします。 (2017年9月11日 23時) (レス) id: 1fa5ea7430 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき
| 作成日時：2017年8月11日 22時
