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O「やめろ！！」
T「それなら、俺の手で殺してしまえば、
彼は永遠に俺の中で生き続ける。
俺のものとしてあり続ける……そうだろう？」
翔、今ようやっとお前を物にできる。
口角を歪めた滝沢に、
俺たちは急いで滝沢に銃を向けた瞬間、
S「ふふふ、ありえない。
俺があんたのものになることなんて一生ない。
死んだって無理だから。」
先ほどまで眠っていた翔君は、
パチリと目を開くとそう吐き捨てた。
T「狸寝入りかい？」
可愛らしいことをするじゃないか。
と、翔君の髪を撫でる滝沢の手を払い落とした。
S「お姫様は、王子様のキスで目覚めるものでしょう？
なのに、
俺の王子様たちは一向に来てくれないからさ、
痺れを切らしちゃった。」
くすくすと笑う翔君は、
俺たちを見て、「遅すぎ。」と頬を膨らませる。
その仕草に「可愛い。」と頬を染めてしまう俺たちはかなり重症なのだろうか。
O「遅すぎって言ったって、
翔君が俺を殴って気絶させるのがそもそも悪いんじゃないか。」
S「だって滝沢のもとに乗り込むには、
俺一人のほうが手っ取り早いかなって思ったの。
滝沢は俺に惚れてるみたいだったから、
俺のことは傷つけないだろうしね。」
そう肩を竦める翔君に、
俺の隣にいた和也がため息を吐いた。
N「だからって、一人で乗り込むなんて馬鹿ですか？！」
S「もし捕まったとしても、
みんなのことだからすぐに来てくれるかなって思ったのにさ、
滝沢は想像以上に狂っているし、
みんなはなかなか来ないし……
マジヤバいかなって思いつつ、狸寝入りしてた。」
あはは、と能天気に笑う翔君に、
思わず俺と潤と雅紀もため息を吐いた。
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ゆき(プロフ) - 雨合羽─ｱﾏｶﾞｯﾊﾟ─さん» 雨合羽さん、はじめまして。そうなんです……二人には幸せになってほしいんですけど。いつかお二人が結ばれてくれることを願いながら、今回はこの結末にしました。こちらこそありがとうございました。 (2017年7月14日 23時) (
レス) id: de590dd174 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 橙空さん» 橙空さん、初めまして。コメントありがとうございます。私も書きながら切なくなりましたが、翔さんならきっとこうするだろうな……と。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。ちなみに私も総受けもの大好きです(笑) (2017年7月14日 23時) (レス) id: de590dd174 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - とのさん» とのさん、お待たせしました(笑)真面目な翔さんならきっとこうするだろうなという結末にしました。こちらこそありがとうございました。 (2017年7月14日 23時) (レス) id: de590dd174 (このIDを非表示/違反報告)
橙空(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます。パート1から５周は読みました。「マネージャーの心得」、自分はマネなんだとしっかり割りきって自分の思いを潰す翔さんが思い浮かんで目の奥が熱くなってしまいました。更新頑張って下さい。個人的にはAMNO×Sが好きです。 (2017年7月14日 22時) (レス) id: 8618996bea (このIDを非表示/違反報告)
雨合羽─ｱﾏｶﾞｯﾊﾟ─(プロフ) - はじめまして。Part1から読まさせて頂いてる者です。「マネージャーの心得」本当に素晴らしかったです。切なすぎて泣きそうになりました(；_；)マネージャー、幸せになってもいいのよと思わす読んだ後口に出してしまいました。ありがとうございました!! (2017年7月14日 20時) (レス) id: 2be05a32a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき
| 作成日時：2017年6月29日 13時
