第2幕 ページ2
私ととんちゃんは皆の座っているところへ入った。
私が座った場所の隣には荒牧慶彦君と橋本祥平君がいた。
「おっ、翔君じゃん。よろしく。」
荒牧くんが、そう気さくに話しかけてくれた。
すると荒牧君の後ろから祥平君が小さな顔をのぞかせた。
「翔ちゃんよろしく！」
「双璧っ．．．！！」 ( 双璧…薄桜鬼の沖田総司と斎藤一のこと )
私は、あっと言ってすぐに口を手で押さえた。
荒牧君と祥平君は一瞬顔を見合わせたが、すぐに笑い出した。
「薄ミュ見てくれてたんだ。ありがとう。俺のことはまっきーって呼んでね、翔ちゃん！」
「ちょっ、まっきーも翔ちゃん呼び！？真似しないでよー。翔ちゃん、俺は祥平でいいからね！」
「祥平君、まっきー、よろしくお願いします！」
少し声が裏返ってしまった。2人は優しく笑ってくれる。
「で、誰が好きなの？薄桜鬼。」
まっきーがいたずらっぽい笑顔で答えを求めてくる。
「やっぱ左之助だよな！翔！」
「いやいや、斎藤一でしょ！」
とんちゃんと祥平君が自分のキャラクターを推してくる。
「遠慮しないで教えてよ！キレたりしないし！」
私は戸惑いながらもはっきり答えた。
「沖田さん．．．が、好きです。」
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ココアちゃんだよん - 続きが気になります！！ (2022年7月26日 11時) (
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作者名：金春 | 作成日時：2017年12月21日 16時
