まんなか。 (ページ36)

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ふと見ると、白いTシャツがローションで身体に張り付いている。その下からは黒いものが透けていた……あれ、さっきのメイドの水着じゃん。
着替えてなかったのか。

テカテカと光らせた肌と張り付いた服のまま、まだ足元で笑う彼女を、困ったなぁと座り込んで見つめていた……ら、

カ「え？なぁにしてんの？！」

東海に飲まされたのか、呂律が怪しい相方が後ろから登場。この状況に目を丸くしている。

「……！トミーさんに突き落とされました！」

ト「いや待て待て語弊がすごいなw」

カ「みんなぁーーー！！トミーがAちゃんにいやらしいことしてるうーーーーっ！！」

ト「どこがだよw」

カンタの叫び声を聞いてか、向こうの部屋から「なにぃ！？」とかなんとか大きな声が聞こえる…まためんどくさいことしてくれちゃって、もうw

と向こうから駆け寄る騒がしい足音を聞きながら思っていたら、

カ「えいっ！！！！」

ト「どわっ！！！」

「ひゃっ！！！！！」

後ろからの大きい衝撃にバランスを崩して、そのまま前に倒れこむ…その先に居たのはAちゃん……

て「うっわ！！！！トミーがA襲ってる！！！」

虫「トミーもてつや側の人間だったとは…」

と「やぁば…w」

ト「ちげぇんだぁ！！！」

カンタに押された先にいた彼女に、覆いかぶさるように滑ってしまった。
なんも否定できてない体勢。組み敷いてしまってる。

カ「相方がそんな奴だとは思わなかった…」

ト「お前ほんっと、ぶっ飛ばすよ？w」

り「…とりあえず離れなよw」

虫「うちのエろい保護者様が怒ってるよ！！トミー！気をつけて！！」

り「虫さんはうるさいw」

俺の下でこれまたローションまみれになりながら、クスクス笑ってる。

ト「あのねぇ、この状況のなにが面白いの」

「いや、なんか、面白くて…wごめんなさいw」

気持ち悪がられなくてよかったけど、この子危機感とかないの？大丈夫？ほんと。