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Aside


菜織「Aってさ、

  なんで地元離れて来たの??」






それ、聞いちゃうか、、


言いたくないな、、






「んっ、、」






涼介「無理しなくていいんだぜ?

  でも、

  なんかあったなら気になるし、、」







この3人なら、


大丈夫だよね。。







「いや、3人なら話せる、、」






大貴「うん、ゆっくりでいいから

  Aちゃんのこと、知りたいな。」







「あのね、、、」

ーーーーー

(回想)



元々私には好きな人がいた。



中1の時、仲良くなって、

すごい気が合う男の子で。





席とかは近くになったことはなかったけど、

休み時間話しかけてくれたり、

奇跡的に同じペアや班が多かったり、

毎日すごい楽しかった。





そして、いざ気持ちを伝えた。



返事は考えさせて欲しいとのこと。

私は待った。





でも、予想外のことが起きた。

いつの間にか私の告白の噂が学年中に広まってしまったのだ。





犯人は、その男子が相談していた陽キャ女子2人だった。





影響力のある彼女たちが言った言葉はクラスや学年全体とどんどん大げさにされながら流れていった。


私は、止めることも出来なくて、ただ日々は過ぎていった。


いつしか、女子から怖い視線を浴びせられて、悪口を陰で言われ続けて、私はクラスに居づらくなった。






結果的に、彼とは友達でいることを選んだのだが、

女子からの痛い視線や陰口はなくなることなかった。






また、その好きな男子も私とのLINEをばら撒いたり、その後も私のことをネタにして、色んな人に話し続けた。







それがきっかけで、

人を信用できなくなった。




中学で仲が良かった友達はそれ以外にもいたが、その人たちに迷惑をかけたくないし、その人たちといると、思い出してしまった。辛かったことが。






あの時、何回泣いてたかな、
たぶん毎日と言っていいほど、泣いていただろうな。






だから、地元から離れた東京に一人で来ることにした。


(回想終了)

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設定タグ:山田涼介 , 有岡大貴 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:いなかのこ | 作成日時:2022年1月22日 17時

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