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屋上にて、、
「、、、」
大貴「、、、」
「あのさっ、」
大貴「う、うん、」
「菜織から聞いちゃったんだけど、
大ちゃんさ、なんか過去の話で、
私たちにしたことない話あるよね?」
大貴「ん、ばれた?笑」
「笑い事じゃないでしょ?笑」
大貴「でも、いくらAでも、な、」
「だいちゃんのこと、もっと知りたい」
大貴「っ、、分かった、Aだけには話すね」
回想
【5,6 参照】
「え、そうだったんだ、、、、
その後からはまゆさんとは連絡取れてないの?」
大貴「うん、
中学生だったし、LINEもやってなくて、
どこに行ったのかも分からなくて。」
「そっか、、」
だいちゃんの口から話された内容は、
それはそれは、私なんかよりもっと辛いものだった。
だって、自分の好きな人が自分のせいでいじめられて、
転校だなんて、、
大貴「俺、だからもう人を好きになるの怖いんだ。
誰かを傷つけたくない。
でも、、、」
「でも?」
大貴「好きになってもいいって
思えた人がいるんだよね。
高校に入ってから」
え、、ほんとに、、?
だれ??
もしかしてさっきの子??
大貴「なんか守りたいって思えたの、
あの後から初めてなんだよね」
やっぱり、、そうっぽいな
ちょっと期待した自分が、見苦しいな、苦笑
なんだろ、
胸が痛い、、
私、だいちゃんのこと、、、
まさか、、
「そ、そうなんだ!よかったじゃん!」
「克服?できたってことで!」
大貴「うん、まあそーいうことになるかもね」
「っ、、うん!ありがとう!話してくれて!
よかった、ちゃんとだいちゃんの口から聞けて!
うん!」
大貴「A?大丈夫??」
「な、なにが?全然大丈夫だし!
あっ、今日家に早く帰らないとだった!
ごめん!ひきとめて!またね!」
大貴「お、おう、気をつけて」
「うん、」
ダッタッタッタ((
大貴(??)
あ、焦った。
こんなに早く自分の気持ちに気づいてしまった、
私、いつの間にか、、
だいちゃんのこと、
好きになってたんだ。。
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作者名:いなかのこ | 作成日時:2022年1月22日 17時