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でも、考えないといけないくらい

想定外の事態が起こった。







それは冬休みが明けてからのこと、





友達から




「まゆちゃん、転校するんだって」と言われた。




それと同時に、、








「まゆちゃん、いじめられてたらしいよ」









その時、私はその場に倒れそうになった。



え、あの、まゆちゃんが??



それに、このことは

大貴は知ってるのだろうか。






ーーーーーーーーーー



結局大貴は知らなかった。。


ただ異変に気づき、色んな人に聞き込みをしていた。



この時、ちゃんと私が言ってあげればよかったんだよな。。






まゆちゃんが転校するって聞いた時、

少し安心した自分がいた。




そのあと、いじめられてたなんて

言われるとは思ってなかったけど。




大貴のこと、また好きでいられるんだって。





だから、言えなかった。いじめられていること。

知ってほしくなかった。

私を見て欲しかった。





今思うと、最低なことしたなって思う。










「きゃー!!」


叫び声が聞こえた。


何があったんだろうと駆けつけると、



大貴と泣いている女子3人組が隣の教室にいた。


泣いている1人の女子は、壁を伝って座り込んでいた。






私はまたもや察してしまった。



たぶんいじめてたのはこの人たちなんだろうなって。


まゆちゃんを。





大貴は全ての真相を掴んだんだろう、と。




ーーーーーーーーーー



それから、大貴は女子とは全く話さなくなった。




転校生の涼介が来てから、

仲良くなって状況は変わったが、

大貴はとても嫌そうだった。





私は、決めた。


大貴をもう嫌な思いにさせたくない。

だから、私が大貴を守りたいって。




見て見ぬフリをしたような私は嫌われて当然だけど、

ここはもう、

自分のできることをしようって思ったんだ。




もう後悔したくないから。






大貴、ほんとにごめん。

こんな話、本人には絶対したくないから、

心の中だけでも謝らせてください。





許されないのはわかってるから、

だから、私がそばにいて支えます。。






まゆちゃんのためにも。

20→←作者より



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設定タグ:山田涼介 , 有岡大貴 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:いなかのこ | 作成日時:2022年1月22日 17時

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